kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

【書籍分析】「自分メディア」はこう作る!【ちきりん】

導入。手に取った理由。

おれんじと赤の間の色が目立つ書籍。サイズも小さい。

それで手に取った。ちきりん、みんな大好きちきりんだ。

ちきりんがメディアについて書いた本だ。これは分析すべきだ。ブログは、バブル状態だしね。

 

書籍タイトル

「自分メディア」はこう作る!

 

分類

メディア戦略関連の本、ブランドの本。個人ブランド、個人メディアの本。

 

書籍テーマ一言要約

テーマは、自分メディア。ブログを雑誌と比べている点がすばらしい。

月当たり数十万人が訪れるウェブサイトは雑誌と説明している。

いや、雑誌は金だして買うだろ。ま、ちきりんの分析は粗粗だからいいか。

今回の書籍は、10年にわたる、人気ブログちきりんの日記の舞台裏をまとめたものだ。

まず、電子書籍で発表され、そのご、書籍となった。

つまり、雑誌からの書籍出版の流れだ。

ちきりんブログは雑誌レベルをもともと目指していてそのまとめたものだ。

出版業界では、よくある手法だ。もちろん、分析で注目すべきは、ちきりんの人生自体に深く関わったところである。それ以外は、分析レベルとして普通。

ときどきやりなおしを命じられるレベル。

この本は、作者の手作りだ。この本は、レベルの高い自分史だ。愛をかんじる。

そんじゃーねに愛をこめて。

 

著者

ちきりん。ブロガー。人気のある人。マッキンゼーに17年ぐらいいた人。

個人的には、結構すき。なぜなら、自分の限界をみとめる脳の耐久力があるから。

 

目次

裏を知る篇

『「Chikirinの日記」の育て方』(出発点/ ブレーク!/ 自分のメディアへ/ 今、そしてこれから)/)

 

表を読む篇 『ベストエントリ集』(GROWTH/ CAREER/ RELATION/ EDUCATION/

POLITICS/ BUSINESS)

 

すばらしい点、強み(概要)

10年をまとめた本。そこからくる凄み。自分の日記を10年分出版したといえば、

大抵の著者の本で読みたくなる。村上春樹はいっていた、

たんたんと積み重ねることが職業作家のスキルだと。

その10年の間には、ときどき神がかった分析ができるものだ。

強みは、メディア運営における戦略面と戦術面に分かれる。そして、その感想が書いてある。

じぶんは幸運だったという分析である。

 

戦術面では、日々の作業における実務が書いてある。これは、

注目されないかもしれないが大変貴重だ。

最も、業務レベルの高い人にとっては、当たり前であるが忘れがちだ。

つまり、日々の業務のフォーマット化だ。例をあげると、ブログを書く時間は30分。

図形があるとそれに30分かける。また、一つの記事につきメッセージは一つ。

このようにフォーマット化して、繰り返すコストを大幅に下げている。

また、書籍についても分析できている。厚い、優れた書籍を読んだ場合、

その本から何本もの記事を書くということだ。一つの本で一冊という書籍紹介ブログはあるが、優れた書籍の効果という点で、ちきりんのほうが、投資効率がいい。

あくまで一般ブロガーとの比較だが、ちきりんは、オペレーションに優れている。

戦略面では、特段の強みはない。弱みが見える。マーケティング戦略として、

ターゲットを明確に絞ることを目指したのは、ブログによる本を出版した後だ。

さらに、個人日記と社会派の主流コンテンツをわけたことも結構遅い、

さらに、そんじゃーねというキャッチコピーを選んだのも他人だ。

ブランド戦略に関しても幸運が第一の成功要因と述べている。

ちきりん自身は、変化がすきといっているが、

バブル的な世の中の流れの分析ができるレベルではない。それは彼女も認めている。

つまり、秀才だ。秀才がバブルにのったという貴重な例がこの本には書いてある。

それが、この書籍の最大の強みだ。

 

おすすめする読者

WEBマーケッター。マーケッター。日々の業務として、オペレーションとして、

webメディア関連を仕事にしている人。個人メディアに関心がある人、

会社で自社メディアを運用する人。10年かけて何かを積み重ねた人、

また積み重ねようと思う人。

 

その理由

10年という期間、その中ですばらしいことが起きない確率は低い。様々な著者の10年には、

それほどの重みがある。老人が書く自分史がつまらないのは、

テーマが絞りきれていないため詳細なデータがそろっていないという点にある。

テーマが絞られた10年の重みがある。その点、ちきりんは、

テーマを6分野に絞りデータが詳細である。

個人メディア研究10年とも言える。

 

読むべき場所

具体例の部分。ブログ運営のオペレーションのスキル、経験。

裏を知る篇

『「Chikirinの日記」の育て方』(出発点/ ブレーク!/ 自分のメディアへ/ 今、そしてこれから)/

 

なぜ、フォルクスワーゲンの改造ソフト問題が歴史に残る問題なのか。フォルクスワーゲンもとい、ボロクソワーゲンの自動車史に残る不正ソフトウェア事件のブランドを含む見えにくい影響を分析する

自動車史に残る大事件だ。

事件の概要が損失額も含めて明確に、判明する前に最高経営責任者が辞任した。

これはすごい。22日に一報が入り、23日に辞任だ。

(実際は、一年以上不正追求されていた。

焦点:独VWの不正告白、当局と繰り広げた長期攻防の舞台裏 | Reuters

これは、分析する価値がある。

jp.reuters.com

 

 

www.youtube.com

CMの最後のフォルクスワーゲンがボロクソワーゲンと聞こえるようになってしまった。

フォルクスワーゲンのブランド価値は大きく下がるだろう。高級車である、アウディ部門を中国あたりが買うかもしれない。中国人のドイツ車好きは異常。ボルボに続き、アウディも中国人ブランドの仲間入りだろうか。

この自動車の歴史にのこるニュースを分析しよう。

 

分析の効果 

短期的な効果 フォルクスワーゲンの事件の背景を抑えておくことができる。

長期的な効果 ブランドを大きく毀損した、フォルクスワーゲンがどのように回復するか、教科書にのるようなテストケースを目の当たりにすることができる。注目の価値ある事実だ。

 

本文 

まず、事件の概略だ。

www3.nhk.or.jp

アメリカでのディーゼルエンジンの数値をごまかしたという話。

それで、まずかかる金が約9,700億円。これは、最低限の損失だ。これからどれだけあがるかは現時点では、わからない。(存在する希望は、過去のGMの意図的な欠陥隠しが10年で900億円の損失だった。)

1,100万台の車両が関係する。この数値の影響を分析する。

 

フォルクスワーゲンについてのおさえるべき基礎知識

分析のために、数値を比較するために 押さえるべきは、フォルクスワーゲンという組織。

フォルクスワーゲングループは、ブランドでざっくり言うと、フォルクスワーゲンアウディ、ポルシェがある。

ASCII.jp:ポルシェ16万台はVW470万台とほぼ同じ営業利益を稼ぎ出す

一番わかりやすいのがこの記事。

フォルクスワーゲンの2013年12月期の販売台数は973万台、売上高は27兆1870億円です。(略)

VW」ブランドはの販売台数470万台、売上高は13兆7168億円で、いずれも連結業績のほぼ50%を占めています。VWは文字通りフォルクスワーゲンの基幹ブランドなのです。

 VWの営業利益率は過去3年間で3~4%と低く、しかもやや低下傾向です。営業利益は毎年4000億~5000億円程度で、連結営業利益約1兆5000億円のうち、VWの貢献は25%程度に過ぎません。

アウディの年間販売台数は130万~150万台とVWの3割程度ですが、利益には大きく貢献しています。アウディの営業利益率は一貫して2ケタを保ち、営業利益は毎年約7000億円とVWを大きく上回っています。利益で見ると、フォルクスワーゲンの稼ぎ頭はアウディなのです。

「ポルシェ」ブランドは2012年8月からフォルクスワーゲングループ入りしました。通期での業績が連結決算に反映されたのは2013年12月期が初めてです。ポルシェの販売台数は16万台と少ないものの、世界中で圧倒的なブランド力を背景に営業利益率は18.0%と大変高く、営業利益3559億円はVWの3994億円に迫ります。

 要約すると、フォルクスワーゲンは、大衆車で利益は、低いが大量に売れる。500万台売れる。アウディは、100万台売れて利益が大きく出る。ポルシェは16万台だが、利益率がすごい高い。しかし、そもそも売れない。フォルクスワーゲンは、大衆車で、しかもヨーロッパでは、半分がディーゼル車。その不正はダメージが大きい。

毎年、500万台売れるうち、半分がディーゼルで250万台。それが数年間の不正で1,100万台。

不正ソフトを使っているかどうか、不正ソフトと認識されるかは当局の判断次第。

これは、経営が傾く数値だ。一年の利益が1兆5,000億円で、最低損失が、約1兆円である。

そして、失ったものはすでにある。株価とブランド価値だ。ボロクソワーゲンだ。

 

自爆したフォルクスワーゲン、株価ボロクソバーゲン : 市況かぶ全力2階建

株価は、半分になった。

すこし深い分析

さらに、分析は、続く。フォルクスワーゲンブランドが売れないと表面上の数値よりもダメージが大きい。それは、従業員を通した政治への影響と大量販売によるコスト削減と、研究費の影響だ。

まず、従業員への影響だ。従業員がリストラされると政府への不満があがる。そのため、膨大な労働者を抱える自動車会社は政府への意見が強い。また、従業員は家族の分も選挙権をもっていて大変労働組合も強い。アメリカの自動車会社の労働者の力が強すぎて、GMがつぶれたのは記憶に新しい。

次の影響は、大量販売によるコスト削減だ。従業員の成長ともいえる。大量販売には、大量生産がある。その大量の生産により従業員の成熟がある。そして、その成熟は、フォルクスワーゲングループ全体のコスト削減に役立つ。それは、アウディやポルシェのコスト削減に役立つ。

最後に、研究費だ。具体例で言おう。ポルシェカイエンの中身は、フォルクスワーゲントゥアレグだ。ポルシェの中身は、大衆車フォルクスワーゲンなのだ。

それは、車両の車体共有化である。(価格の違いはブランド力だ。)

www.carsensor.net

 この共通の研究開発費が捻出できなくなるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

ゴーンさんの意見

一方、ルノー日産のゴーンは冷たい。

sp.m.reuters.co.jp

ルノー日産グループで800万台だから、ライバルの失敗にチャンスを感じているだろう。

もっとも、年収10億のゴーンはリスクを犯さないよ。

 

日本限定対策

問題のフォルクスワーゲン車 国内の販売なし NHKニュース

日本では、該当のディーゼル車はない。あるのは、ブランド価値の毀損。イメージが悪い。

私がコンサルなら、ブランドイメージコンサルをフォルクスワーゲン日本におこない、同時に、競合の外車メーカーにシェアを奪いましょうとコンサルするという展開が思いつく。

個人的には、ボルボが好きだ。ボルボ労働組合を研究したときに思ったのは、ボルボ労働組合の資料は大変詳しくて、魅力的だった。

 

参考資料

今回の不正ソフト技術について

【VW匠の技】似非クリーンディーゼル技術の極みを検証してみた | 膝と相談させてください

フォルクスワーゲン内部では知られていた話かもしれない

「ゴキゲン♪ワーゲン」のVWに何が!?日本法人社長の唐突な辞任劇が生んだ波紋|モビリティ羅針盤~クルマ業界を俯瞰せよ 佃義夫|ダイヤモンド・オンライン

 

 一番読んでいただきたい記事はこちら。

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

 

【書籍分析】マーケット感覚を身につけよう【ちきりん】

導入。手に取った理由。

ちきりんブランドで手に取った。ビジネス書。ランキング上位の本。ちきりんの一押しは、マーケットという言葉。マーケットの概念が理解できているかは微妙なところだ。マーケットと書いてあって読まないわけにはいかない。みんな大好きちきりん。ひとつなぞがある。目次のページの「次」のフォントサイズが、「目」と比べて小さい。これは何を意味するのだろうか。

 

書籍タイトル

マーケット感覚を身につけよう

 

分類

マーケティング戦略本。戦略の本、マーケットに特化している。

 

書籍テーマ一言要約

テーマは、マーケット感覚。ちきりんが独自に定義したことば。マーケット感覚とは、「売れるものに気がつく能力」、「価値を認識する能力」である。広く言うと、価値を発見する力ということだ。コンサルでいう、事象の新定義と特性のうち、マーケットで売れるものに絞ったイメージだろうか。

マーケット感覚とは、事象の新定義のスキル、ただし分野は、ひらかれた市場。こう説明すると、コンサルの本になる。ちきりんのコンサルスキルの弱みが伝わってくる。ちきりんブランドがあるから世に出る本ともいえる。ちきりんは、マーケット信奉者であり、マーケットで生き延びている。からだを張っている。からだを張っている人の意見は、参考程度に聞く価値がある。

数回読む価値があるかもしれない本。

ただし、事象の分析自体は、微妙。自動車の分析を価値とは何かで行っているが、間違っている。都市部の人が車を買わない理由は、利便性ではない。金がないから、それがおおきな理由。これは、通常の費用のマーケティング・リサーチとか、アンケートでは出ない。お金がないから買えないなんて認識したくないから、すっぱいぶどうの話。

 

著者

ちきりん。ブロガー。人気のある人。マッキンゼーに17年ぐらいいた人。個人的には、結構すき。なぜなら、自分の限界をみとめる脳の耐久力があるから。

 

目次

はじめに 

序 もうひとつ能力

・論理思考とマーケット感覚

・その他

1 市場と価値とマーケット感覚

価値とは何か?

・マーケット感覚は学べるスキル

・その他

2 市場化する社会

相対取引だった昔の就職活動

・婚活も市場化!

・需給バランスに振り回される難関資格職業

・その他

3 マーケット感覚で変わる世の中の見え方

・私的援助こそ弱者を切り捨てる

・その他

4 すべては「価値」から始まる

マーケティングとマーケット感覚

ジャパネットたかたは何を売っているのか?

・普通の人も「売れる価値」を持っている!

・その他

5 マーケット感覚を鍛える5つの方法

・市場に評価される方法を学ぶ

・その他

終 変わらなければ替えられる

一生一つの専門性は無理

・その他

 

すばらしい点、強み(概要)

マーケット、市場への熱。

この本は、かなり特殊だ。市場の力にとりつかれた著者が、数年書きたかったテーマだ。著者自身の熱が伝わる。整理されているとは思えない。そのため切り口をうまくきりとることがしにくい。

ただ一つは確実にいえることがある。人によっては、著者の熱を感じる部分が書籍の中にある。あくまでも、著者が体験したこと、旅行とかに対しての著者の熱と触れ合う部分があるから。要約にあるように、事象の分析は微妙。

 

おすすめする読者

マーケット、市場というキーワードに興味がある人。このような分類になる。

 

その理由

マーケット戦略の書籍の中で、マーケット、市場に対する熱がこれほどある本は珍しい。マーケットという概念には、熱量という概念はあまりなじまないことが通例だからだ。

熱量が、マーケットではない、さるやまのさるの本能の部分を刺激する。刺激物として質が高い。

 

読むべき場所

具体例の部分。「はじめに」の部分。短期的に確実に読むべき箇所、それは以下だ。序 もうひとつ能力・論理思考とマーケット感覚

1 市場と価値とマーケット感覚

・価値とは何か?

・マーケット感覚は学べるスキル

2 市場化する社会

相対取引だった昔の就職活動

・婚活も市場化!

・需給バランスに振り回される難関資格職業

 

3 マーケット感覚で変わる世の中の見え方

・私的援助こそ弱者を切り捨てる

 

4 すべては「価値」から始まる

・マーケティングとマーケット感覚

ジャパネットたかたは何を売っているのか?

・普通の人も「売れる価値」を持っている!

 

5 マーケット感覚を鍛える5つの方法

・市場に評価される方法を学ぶ

 

終 変わらなければ替えられる

・一生一つの専門性は無理

 

 

なぜ、日本ラグビーの実力は、本物なのか。ラグビー日本代表の南アフリカ戦大金星勝利はまぐれかどうかを分析する。マオリ・オールブラックス戦を参考にして。

ラグビー日本代表の強さと原因をマオリオールブラックスときつい練習から分析することを行う。南アフリカとの試合での勝利をまぐれとするなら、それは一種のバブルだ。

実力が上がっているなら、それは確立された実力であるので、ブランドともいえる。

このウェブサイトの視点である、バブルとブランドの点から分析に値する。

そもそも日本ラグビー協会は、合宿の練習の様子をかなり強く広報するという

特殊なケースなんだよね。日本テレビのシューイチでも

練習のきつさをアピールしてた。

 

結論 日本代表の強さは、コーチの設定した練習とコーチの戦略による。そのノウハウが協会にのこれば強さは続くが、続かないだろう。

これは、日本人のコミュニケーション(意思疎通)の問題を解決したから起こりうることなのだ。

 

分析の効果

短期的な効果 日本代表はつよいことが推測される。すくなくとも現メンバーの間は。弱みは、体力の回復力。

長期的な効果 実力をあげるために必要なのは、すぐれたコーチ。コーチが取り組むのは、実力向上プログラムと適切なKPIの準備。そして、それを証明すること。

 

本文

日本代表がラグビーワールドカップ南アフリカに勝利した。ラグビーは、番狂わせのないスポーツだ。ラグビーワールドカップ史上最大の番狂わせと言われている。

 

headlines.yahoo.co.jp

内容が劇的なストーリーを伴ったものであるため日本人うけしやすいので、これからも話題に上るだろう。劇的な内容は、こちらを読んでいただければわかる。

blog.livedoor.jp

 

イギリスの状態はこちらがわかりやすい。

www.huffingtonpost.jp

 

ここで、気になるのは、この実力が本物かどうか。バブルかどうかだ。ブランドのような確実な実力だろうか。

ここで、注目する事実は、10ヶ月ほど前の事実だ。

それは、マオリオールブラックスとの惜しい試合だ。

www.rugby-japan.jp

この惜しい試合で、日本代表のチームは、実力をわかっていた。こりゃ勝てるなと。

ここに、ヘッドコーチの実力がある。卓越したプレゼン能力である。チームのメンバーに勝てることを、いい試合ができることを示したのである。きつい練習でも適切なKPIを示していることが推測される。

そのきつい練習を課すことができるのは、適切なKPIを示すことが条件だ。そうでなければチームメンバーに不満がたまる。そもそもの練習の効果は、大きく下がる。

一般的には、こういえる。ブランドを築くためには、KPIを適切に周知してプレゼンする能力も必要かもしれない。

 

ハードワークの内容

www.rugby-japan.jp

  

 以下、参考資料

headlines.yahoo.co.jp

 

diamond.jp

 

 

 一番読んでいただきたい記事はこちら。

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

まとめと視点

 ヘッドコーチである、エディージョーンズは何をしたのか。

そのことを検討してみようと思う。

ここで考えるべきは、ヘッドコーチであるエディーがどのような

行動をとったのか。それは、

コミュニケーション上の行動だ。

まず、日本人のラガーマンは内向きだ。

そこそこ国内で人気がある。そして、日本は島国だ。

つまり、内向きなのである。

つまり、目的を海外に勝てるようにする、そのために、

意思疎通(コミュニケーション)をおこなった。ゴールを海外という

今まで日本代表のラガーマンが意識しなかったところへ向き合わせたのだ。

さらに、KPIを設定した。

短期のKPIと長期のKPIである。

具体的には、長期的な肉体を鍛えるKPIと短期的なスクラムスキルである

KPIの取り組みである。

まず、長期的なKPIについて考えよう。

筋トレは疲れる。試合の前日に行うことを考えよう。

翌日は筋肉痛である。つまり、試合当日は筋肉痛を抱えながら試合を

行うことになる。これは、試合に勝つということが、ゴールである場合、

取り入れられない施策となる。

そのため、試合をかつことだけをKPIにした場合、長期的な筋トレの施策は

とられない。さらに、インナーマッスルを鍛えるというKPIは満たされない。

なぜなら、インナーマッスルを鍛えても、筋肉が大きくなるという目に見える効果は

ないからだ。目に見える効果は、充実感を与えるという意味で

短期のKPIなのだ。日本代表ラグビーチームは、

長期のKPIを達成しなくてはならないので、きつい筋トレをおこなった。

もちろん、国内での勝利や日常の充実感といった、短期のゴールやKPIならば、

このようなきつい筋トレ、目立たない筋トレは必要ない。

しかし、長期のKPI、海外の代表チームに勝つというゴールを設定した場合

必要である。

また、スクラム強化という、短期的には結果の出ない施策も

取り入れられにくいだろう。

強い国の代表ヘッドコーチは、長期的な成功体験があるため、

長期のゴールを設定し、そのための長期のKPIを適切に

設定できるのである。

 

 

 

 

 

なぜ、公務員は田舎でモテるのか。公務員は、ブランドであり、そのブランド価値は、発展途上国と衰退国であがり、実際地方での人気は高い。

公務員は、ブランドであり、そのブランド価値は、発展途上国と衰退国であがり、実際地方での人気は高い。

ブランドとバブルについてこのウェブサイトは、書いている。ブランド価値が今後上がるものに着目している。そして、その価値は、バブルだ。財政破綻があれば公務員のブランド価値はさがる。夕張を思い出してほしい。公務員の給料はカットされた。

 

そのため、公務員について分析している。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

なぜ、サラリーマンと公務員のスキルは低いのか

今回は、ビジネススキルの話をしよう、もちろんこのブログのテーマは、コミュニケーション(意思疎通)であるので、関係することをとりあげる。

今回のコミュニケーションは、自分自身とのコミュニケーションだ。

自分自身の力を正しく認識することは難しくて、自分を高く評価する、それが自分自身とのコミュニケーションでやりがちなミスだ。今回は、そのようなことだ。

そのようなことを思いながら、公務員になったほうがいいのか、それとも民間で働いたほうがいいのかといった質問を受けた経験を思い出しながら今回の記事を書こう。

 

伝えたいこと

日本のサラリーマンは、公務員みたいなものだ、なぜなら大部分がゼネラリストで明確なスキルがないからだ。今回は、公務員を考えて、サラリーマンはなぜスキルがないかを確認しよう。サラリーマンは、自己の認識が高い、つまり自分が好きで自分がスキルをもっていると誤解している、中途採用や教育を担当しているとほとんど全員がそのような誤解をもっている。そのことを説明しようと思う。そして、そもそものスキルがないことの原因は、不透明な人事異動にある。そして、それをよしとする、人々の意識にある。自分の希望がとおらないとモチベーションが低く、日常をごまかして過ごすことになる。それゆえ、スキルは身につかない。しかし、個人では、がんばっているつもりのため、スキルがついていると誤解されるのだ。

その誤解、ギャップが最大の問題点である。その前提である、サラリーマンにスキルがつかないことを説明しよう。

 

本文

 

公務員のスキルという極論から、サラリーマンのスキルを推測しよう。

結論から言うと、サラリーマンに特殊なスキルはない。コミュニケーション能力というあいまいなものだ。もちろん学問的に、正確には、定義できるが一般サラリーマンは、定義して議論する力はないので、一般サラリーマン世界には意味はない。

 

分析の効果

短期的な効果 サラリーマンには、スキルがないことが明確で、これからもないだろう。

長期的な効果 サラリーマンとしてスキルがないまま生きることが日本社会のルールだ。そのルールに従うのが人生だ。そのままでいいか考える効果がある。

 

本文

そもそも、日本のサラリーマンには、人事異動があるためスキルは身につかない。スキルがつかない理由は、二つある。まず、一つ目は、スキルを身につけるための時間という軸で説明し、もうひとつは、その時間の密度の濃さ、それを決定付けるモチベーションという軸で説明しよう。

 

時間という軸

サラリーマンの時間は働いている時間とプライベート時間の二つにまたがる。働いている時間がキャリアとして、職種として途切れる。これはわかりやすい。スキルをつけることを考えよう、とりあえず、経理財務にしよう、本来なら、職種にそったスキルがあるのだが、簡単のため経理財務を例にしよう。

時間という軸で説明しよう。経理財務の業務は、経営企画系の管理会計と制度会計とも言う財務会計業務に分かれる。俗に言う、経理さんは、制度会計、財務会計の業務だ。主に決算書を作成することが業務だ。そのために、さまざまな知識、スキルが必要だ。特に、エクセルのスキルはとても大切だ。なぜなら、決算書を作成するといっても、パソコンで作成する、つまり、電卓は使わない、そのため、資料をつくるためにエクセルを使う時間が大きいからその大きな時間を効率化できるほうが人材として有意義なのだ。8時間働くなら、5時間は、エクセルで、2時間はコミュニケーション、他部署との調整、1時間が、財務会計の知識を使った業務となる。そのため、エクセルの能力、コミュニケーションのスキルを身につけたほうが業務ははかどる。

財務と管理会計の業務については今回は割愛する。

時間を考えよう、経理財務の仕事に、自分がついたとする、経理財務は、法律できまっているので、簿記や財務の知識をつけることが求められる。仕事以外のプライベートの時間も経理財務の勉強に当てればスキルはのびる。

 

 モチベーションという軸

さて、プライベートまで、スキルを磨くという考えもある。その一方、それぞれの時間の密度はどうだろうか。その密度の濃さを決めるものがモチベーションだ。やる気だ。

定期的な人事異動があって、自分の意思が反映されなければ、プライベートの時間を削って取り組むことは厳しい。資格試験をうけようと考えることを例にしよう。

2年のプランを考えていて、1年と半分たったところで、営業に異動になったとしよう。すると、そこで、試験勉強は無意味なものとなってしまう、この状態では、モチベーションはわかない。物事の基本だが、ある程度のまとまった時間をとらないと人のスキルは一定のところに届かないのだ。

会計の話をしているので、会計の説明をしよう。

税理士を考えよう。税理士試験は、5科目合格だ。4科目とったところで、税理士は名乗れない。つまり、一定のまとまった時間が必要だ。

 

別の学問やスキルでも当てはまる。

たとえば、統計学をみにつけようと考える。統計学の数学の知識は、大学の2年生レベルは必要だ。もちろん、そのためには高校数学の知識もいる。では、それらをまっさらな状態から身につけることを考える。400時間かかると仮に計算する。40時間でやめてしまうと、成果は、0となる。

 

時間という軸を支えるものがモチベーションだ。そのモチベーションに関して大きく関係するものが、キャリアの不透明さだ。キャリアが不透明なものの代表は公務員だ。

なぜなら、公務員、特に地方公務員は人事異動が法で定められているのだ。

 

 

キャリアが見えないことがもうひとつの効果だ。キャリアが見えないとき、プライベートで、職種のスキルを磨こうという気持ちは湧かない。365日という時間の中で、このことが徐々に大きな差になる。

では、この人事異動が法で定められている公務員はどうだろうか。

 

kakichirashi.hatenadiary.jp

 「誰でもできる」ということはネガティブに捉えられがちですが、世の中には「誰でもできる仕事」以外の仕事とは案外少ないのではないかと思います。ある程度経験やトレーニングを積んだらできるようになる仕事が大半であり、スタートの時期と経験年数と多少の運・能力によりある程度ならばどうとでもなります。だからこそ、大学新卒者の大半が就職できているのでしょう。

 この著者の分析には、少し弱みがあって、日本人労働者のレベルの低さが勘案されていない。そして、公務員の本来身につけるスキルについての説明がない。本質がない。

一般サラリーマンには、人事異動があるのだ。それで、日本人全体のレベルも低い。

日本のサラリーマンには、専門性はない。そのことを前提としてそれぞれの人生をすすめなくてはならない。

 

公務員が本来身につけるスキル

公務員が本来身につけるスキルは、法と法律のスキルだ。以下、理由を説明する。

そもそも公務員の業務の特徴は、法の知識と理解にある。
(法律と法の違いもおさえなければならない。)
公務員には、公平性が求められる。あらゆる市民、
国民に対処するということが公平に対処することだ。
(大学職員は、狭い顧客のため忘れることがある)
公平に対処するためには、
法や法律できちんと定義し業務を進める必要がある、
そしてその法を理解しなくてはならない。
公務員は、法律の知識と理解がいる。そのため、年を取ると、
法律の知識と理解が身につかない。
そのため、年をとった人が未経験で公務員になることは、
役に立たない人間を雇うことになる。
法学部の出身ならばいいかもしれないが、
日本の大学の教育は信頼されてないから評価が難しいところだ。
 

公務員はスキルがあるか

公務員には、スキルがない、それは本来のスキル、法のスキルがないからだ。

この点から考えると、サラリーマン、キャリアの見えないサラリーマンはスキルがつかないのは当たり前だろう。

 

 

 

自己紹介とブランドとバブル

自己紹介をしようと思う。

この記事は、創作であり、このウェブサイトの設定は仮定だ。

小説という設定だ。

今回は、すこし説明を加えようと思う。

学生時代のことだ。

学生時代、金融と財政と経営とマーケティングとブランドを学んでいた。

その中で、ときどき考えることがブランドとバブルについてだ。

学生時代の結論について話そう。自分にとって、ブランドで大切なものは、クラブミュージックとレゲエミュージックと海とシュノーケルとサーフィンだった。

それ以外は、ブランドとして明確な強みのあるものはなかった。情熱を注ぐものはなかった。

また、日本人にとって共通な面から最も強いブランド、広めるべきブランドは憲法だ。日本でブランドやマーケをやっているひとはこの大切さを訴えないひとはブランドをよく学んでいなくて、情熱がないと感じる。で、私は、日本の憲法に関する記事が多い。

電通の人も、マッキンゼーのメディア部門の人もブランドをよくわかってなかったんだよね。話して見た結果。で、ニーズは短期的にはないんだけど長期的にはあるし、自分のが気分が乗るし、情熱もあるから書いてる。

 

社会 カテゴリーの記事一覧 - kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

で、社会のひとがブランドに情熱を注いでいるか気になってブランドのことをいろいろ目に入ってくる。

ブランド カテゴリーの記事一覧 - kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

そして、仕事は、のこりのバブル関係の仕事をしている。

これが設定。

最後に繰り返すと、自分にとって最も大切なブランドは、レゲエミュージックとサーフィン。

日本人にとって、最も理解し、広げるべきブランドは、憲法