kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

なぜ、日本ラグビーの実力は、本物なのか。ラグビー日本代表の南アフリカ戦大金星勝利はまぐれかどうかを分析する。マオリ・オールブラックス戦を参考にして。

ラグビー日本代表の強さと原因をマオリオールブラックスときつい練習から分析することを行う。南アフリカとの試合での勝利をまぐれとするなら、それは一種のバブルだ。

実力が上がっているなら、それは確立された実力であるので、ブランドともいえる。

このウェブサイトの視点である、バブルとブランドの点から分析に値する。

そもそも日本ラグビー協会は、合宿の練習の様子をかなり強く広報するという

特殊なケースなんだよね。日本テレビのシューイチでも

練習のきつさをアピールしてた。

 

結論 日本代表の強さは、コーチの設定した練習とコーチの戦略による。そのノウハウが協会にのこれば強さは続くが、続かないだろう。

これは、日本人のコミュニケーション(意思疎通)の問題を解決したから起こりうることなのだ。

 

分析の効果

短期的な効果 日本代表はつよいことが推測される。すくなくとも現メンバーの間は。弱みは、体力の回復力。

長期的な効果 実力をあげるために必要なのは、すぐれたコーチ。コーチが取り組むのは、実力向上プログラムと適切なKPIの準備。そして、それを証明すること。

 

本文

日本代表がラグビーワールドカップ南アフリカに勝利した。ラグビーは、番狂わせのないスポーツだ。ラグビーワールドカップ史上最大の番狂わせと言われている。

 

headlines.yahoo.co.jp

内容が劇的なストーリーを伴ったものであるため日本人うけしやすいので、これからも話題に上るだろう。劇的な内容は、こちらを読んでいただければわかる。

blog.livedoor.jp

 

イギリスの状態はこちらがわかりやすい。

www.huffingtonpost.jp

 

ここで、気になるのは、この実力が本物かどうか。バブルかどうかだ。ブランドのような確実な実力だろうか。

ここで、注目する事実は、10ヶ月ほど前の事実だ。

それは、マオリオールブラックスとの惜しい試合だ。

www.rugby-japan.jp

この惜しい試合で、日本代表のチームは、実力をわかっていた。こりゃ勝てるなと。

ここに、ヘッドコーチの実力がある。卓越したプレゼン能力である。チームのメンバーに勝てることを、いい試合ができることを示したのである。きつい練習でも適切なKPIを示していることが推測される。

そのきつい練習を課すことができるのは、適切なKPIを示すことが条件だ。そうでなければチームメンバーに不満がたまる。そもそもの練習の効果は、大きく下がる。

一般的には、こういえる。ブランドを築くためには、KPIを適切に周知してプレゼンする能力も必要かもしれない。

 

ハードワークの内容

www.rugby-japan.jp

  

 以下、参考資料

headlines.yahoo.co.jp

 

diamond.jp

 

 

 一番読んでいただきたい記事はこちら。

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

まとめと視点

 ヘッドコーチである、エディージョーンズは何をしたのか。

そのことを検討してみようと思う。

ここで考えるべきは、ヘッドコーチであるエディーがどのような

行動をとったのか。それは、

コミュニケーション上の行動だ。

まず、日本人のラガーマンは内向きだ。

そこそこ国内で人気がある。そして、日本は島国だ。

つまり、内向きなのである。

つまり、目的を海外に勝てるようにする、そのために、

意思疎通(コミュニケーション)をおこなった。ゴールを海外という

今まで日本代表のラガーマンが意識しなかったところへ向き合わせたのだ。

さらに、KPIを設定した。

短期のKPIと長期のKPIである。

具体的には、長期的な肉体を鍛えるKPIと短期的なスクラムスキルである

KPIの取り組みである。

まず、長期的なKPIについて考えよう。

筋トレは疲れる。試合の前日に行うことを考えよう。

翌日は筋肉痛である。つまり、試合当日は筋肉痛を抱えながら試合を

行うことになる。これは、試合に勝つということが、ゴールである場合、

取り入れられない施策となる。

そのため、試合をかつことだけをKPIにした場合、長期的な筋トレの施策は

とられない。さらに、インナーマッスルを鍛えるというKPIは満たされない。

なぜなら、インナーマッスルを鍛えても、筋肉が大きくなるという目に見える効果は

ないからだ。目に見える効果は、充実感を与えるという意味で

短期のKPIなのだ。日本代表ラグビーチームは、

長期のKPIを達成しなくてはならないので、きつい筋トレをおこなった。

もちろん、国内での勝利や日常の充実感といった、短期のゴールやKPIならば、

このようなきつい筋トレ、目立たない筋トレは必要ない。

しかし、長期のKPI、海外の代表チームに勝つというゴールを設定した場合

必要である。

また、スクラム強化という、短期的には結果の出ない施策も

取り入れられにくいだろう。

強い国の代表ヘッドコーチは、長期的な成功体験があるため、

長期のゴールを設定し、そのための長期のKPIを適切に

設定できるのである。