日刊現代の記事によると、
2021年の衆議院選挙の東京12区は、激戦になるとはなっていない。
(東京12区は、豊島区の一部、北区、板橋区の一部、足立区の一部(西部:尾久橋通り・日暮里・舎人ライナー以西の地区がほぼ相当))
このことを前回の2017年の衆議院選挙の結果で確かめてみたいとおもいます。
有権者の数は、460,263人。この票を争ったというわけです。
投票率は、52.47%でした。241,500人が投票しました。
結果は、以下です。公明党の太田氏が当選しました。
東京12区は、日本で最も異常値がでている選挙区です。
投票に行った人の9%が、無効票に投じました。つまり、投票所までいったが、どうしようと思って、無効票になったわけです。(多くの選挙区では、無効票は2%ぐらいです。その5倍近いです。)
この数値を評価できないので、日刊ゲンダイは、東京12区は、激戦区ではないとしたと推測できます。
つまり、池内さんでいいのか、自分に自信のもてなかった人が大勢いるのです。そのような人の数は、10,000人以上と推測されます。この10,000人という無効票の一部と、投票にすら行かなかった人が、野党統一候補というブランドをえた、池内さんに安心して投票すると、さらに票がはいります。
そのため、東京12区は、一大激戦区となります。
野党が一本化していた場合
日本は二大政党制を目指している選挙制度になっていると思われます。
自民党は公明党と選挙協力をしています。野党がうまく選挙協力していた場合のデータは以下となります。
日本共産党+無所属で、105,436票になります。野党が対立候補を一本化した場合自民党の票数を12,202票上回る状況でした。
それでは、2021年の衆議院選挙はどうなるのでしょうか。
2021年の候補者は、公明党の岡本氏、日本共産党の池内氏の候補となり、
野党の対立候補が一本化された。(維新の阿部氏も立候補している。)
2017年の選挙で投票しなかった218,763人が、投票すると、選挙の結果は変わります。自分が選挙に言っても何も変わらないとおもうひとは、東京12区では間違いです。変わります。
2021/10/20 15:00執筆