読むとわかる効果と向いている人
「この記事を読むと、就職活動や転職活動のエントリーシートにおける自己PRの仕方と伝わり方の論理があることがわかります。どや顔で分析できます」
「新卒学生や転職者で自己PRなんてできないよ、、、と思っているという方に読んでほしいです。」
本文
すばらしい自己PRを見かけない理由を分析したい。
そして、自己PRを行う方法を提示したい。
前提
僕ら日本人は、謙虚な存在だ。
当然、自己PRをしろといわれてもわからない。
(謙虚ではない存在はどう考えているのか。)
いや、事実は違うかもしれない。
多くの人は、さるやまのさるとして、他人を見上げ、他人を見下している。
そのため、さるやまのさるとしての活動が主な日常生活だ。
東芝の粉飾決算のニュースを考えてほしい。「チャレンジ」というなのもとに、さるやまの
内部の論理を最優先し、粉飾は行われた。
つまり、組織のために生きているわけではなくて、さるやまのさるとして日々暮らしているので、
そもそも自己PRは、さるとして有力であることをアピールするだけだ。
つまり、謙虚でない人は、役に立ちそうな自己PRは存在しない。
これが、そもそもいい自己PRを我々が日常生活で目にしない理由であり、分析だ。
有力な自己PRを行う方法
そもそも面接官として聞きたい自己PRは何か。
それは、業務で役立つスキルである。自慢ではない。わかりやすい会話の記事があったので紹介する。
下手な自己アピールと、上手な自己アピールの本質的なちがいとは。 | Books&Apps
「じゃ、上手な自己アピールはどうすればいい?」
「長年人事をやってきて思ったのは、上手な人の自己アピールは、「おれ、役に立つよ」だね。あなたのこの悩みに対して、役に立つよ、会社のこの課題に対して、役に立つよ、そういう訴えが、自己アピール。」
どうやって業務にやくだつ自分の長所を探し出すのか。
ここで、マーケティングの視点が必要となる。企業の、部署が必要とする能力を探し出す必要がある。
そして、自分のもつ、スキルが、ほかの求職者よりもマッチしているかを分析し、アピールするのだ。あくまでもほかの求職者との相対的な比較でいい。英語が話せない人たちの中なら、カタコトの英語力でアピールできる。この考えは非常に大切で、転職に対してトイック800も必要ない。英語を相対的に得意だとアピールするのには、730で十分だ。
どうやって面接で効果的に伝えることができるのか。
はあちゅう:やっぱ面接官で何人も面接やってるとさ、インパクトある人じゃないと思い出せないじゃん。そういう時に、「あの人笑わせてくれた」とか「この人すごい自分の言葉で考えて話してた」っていうのは、通そうと思うよね。
霜田:だから自分たちが1番頑張ってきた話が、相手にとって1番ウケる話とは限らないので……。
(略)
頑張ってないとか頑張ってるとかそういう次元の問題ではなくて、その話が大人にウケるかウケないかっていう基準で選んだ方がいいので。それが必ずしも頑張った話とはリンクしないと思うんですけど。
相手が知ってる話をする。さらに、印象に残るためには、ストーリー仕立ての話をする。そして、強調するポイントを絞って伝える。これだけだ。
以下、前提条件を分析しよう。
面接官の相手の頭は狭い。日本人はどれだけサービス残業しているのか。
22歳から働き出して、サービス残業して、会社で飲み会して、上司の機嫌をうかがう。
彼らの知っていることしか無理です。相手が興味ある面接の話題にくわえ、ストーリー仕立てで面接官をわかった気にすることがポイントです。
これによって、面接での「わかった気がする話」は決まるのではないかな。
まとめ
すばらしい自己PRを見かけない分析理由は、謙虚さとさるやまという論理だ。
自己PRの定義とは、企業の部署が求めるスキルのうち、求職者の中で相対的に優れているスキルをつたえることだ。
スキルを証明する経験は、ポイントを絞り、ストーリー仕立てで記憶に残るように話さなければ、22歳からサービス残業をし続けた日本のサラリーマンには、伝わらない。彼らの人生には、バカンスはないのだ。バカンスのある、大学生と話が合うはずがないのだ。