控えめな、アピールのうまくない、口下手な私は、TOEICを取得した。(資格の隠れた効果は、権威あるアピール力だ。大学生に資格のおすすめを聞かれた)
資格をとろうとぼんやりと考えている人もいるだろう。
何か効果がありそうだからだ。
就職活動を控えた大学3年生に資格を取ったほうがいいかきかれた。
彼は、早稲田や慶応の大学ではない。
自分がトップではないと感じていて、なにか強みが必要かと考えているわけだ。
強みを真剣に考えている状態だ。
宅建の資格はどうだろうかときいてきた。大学で講座を開いているからだ。
5万円ほどと言っていた。5万円は高い。
人事人材育成の観点からこたえることにした。
結論
僕がこたえたことは、以下だ。
優秀さをアピールしたいなら、語学資格がいい。特にTOEICがおすすめだ。
なぜなら、資格はアピールのためにある。さらに、英語は義務教育で体験したことがあるため
アピール力が大変強いからだ。(それ以外は、学業をおさめるとか、長期の旅行をするとか、だらだらするとかそういうことがいいと思う)
理由としては要約すると以下だ。
資格には、プラスの意味がある。
1、何かを投資した経験があることをアピールできる。
2、勉強のむずかしさはつたわるかどうかは資格の種類による。
マイナスの意味がある。
3、業務とマッチしないことを習得したということのアピール。ポテンシャルの減少というアピールになる。
理由は以下で分析したものだ。
分析の方向性
資格とは、業務についての一定レベルを権威ある団体が認定するものだ。
資格とは、業務で必須の資格とそうでない資格がある。
資格とは、独立できる資格とそうでない資格がある。
様々な切り口がある。
ここでは、必須ではなく、独立できない資格について、分析を絞ろう。
なぜなら、我々サラリーマンは、独立できなく必須でない分野で生きている。
一番効果の高い分析をしようともう。
資格を通した労働市場分析
資格を取る側の人と資格をとった人を評価する側の視点がある。
資格を取る側としてはいろんな資格の中から、自分に適切な資格を選ぶだろう。
興味や勉強時間や学生時代の専攻が関係するだろう。
一方、資格をとった人を評価する側の視点は、資格を取る投資にたいしてほとんど、考えられていない。
資格を評価する側の視点はこうだ。自分の経験したこと以外はわからない。わかったふりをして、日常生活を送っている。
つまり、よくわからない。この場合どうするかというと権威に頼る。権威とは、資格のことだ。
ここで資格を通して人を評価する。
経験したことは、よくわかるように誤解する。
英語は義務教育で経験したことがあるため難しさを評価する。
ここで、よくわからない資格をどう評価するかを分析しよう。
なにかについて時間を投資したことを認める。
しかし、そのぶんのポテンシャルがなくなるという評価になる。
努力という観点がみとめられるのは、新卒の若い人だけだ。
(また、努力と言う観点では、体育会のひとと同じ土俵になる。)
努力という投資が認められるなら何歳までも勉強し続けた人を採用すればいい。
しかし、現実は違う。業務とマッチしないからだ。(これは大変な問題だ。Jリーガーやプロ野球選手が引退してから困るのはこれが原因だ。マッチしないからだ。)
会社でのアピールとして使えるのは、TOEICだ。実際の英語力ではない。
参考資料
コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則
- 作者: フィリップ・コトラー,ヘルマワン・カルタジャヤ,イワン・セティアワン,恩藏直人,藤井清美
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
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