今回は、フリーやマネーフォワードといったクラウド会計サービスについて
バブルの感じがしたので、ふれてみたい。
バブルに関して、これまでいろいろと分析してきた。
それは、こちらにまとめてある。
kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com
今回特に、は、クラウド会計サービス、家計簿アプリのバブルの現状を分析し、それぞれの会社に投資すべきかどうかを後々検討したい。
分析の効果
短期的な効果。バブルの業界がわかる。そこらへんでお金が動いていることがわかる。
長期的な効果。次のバブルを探し、そこでいい思いができたらなという長期的な戦略に役立つ。
本文
家計簿アプリ、クラウド会計サービスのスタートアップがバブルだ。これをまとめたい。
フリー、マネーフォワードが主な舞台だ。
まず、わかりやすく攻めているのがフリーだ。
分析に入る前に簡単に説明すると、小規模事業者のわずらわしい、得意でない時間をカットするという視点でのビジネス展開だ。
博報堂、google出身の社長は、ブランドつくりをきちんと考えている。いずれ個別に取り上げたい。
そのフリーが、35億円の巨額の資金調達を発表した。
組織を拡大する点については、今後1年間で約100人の採用を目指す。主に、営業やパートナーシップ、開発などの職種で採用活動を進めるという。
現在、100人未満の従業員と記憶している。一気に二倍だ。これは、バブルのにおいがする。
一方、ライバルのマネーフォワードはどうか。10億円の資金を調達した。さらに、静岡銀行と住信SBIネット銀行と業務提携契約を結んだ。
静岡の中小企業に関しての営業力はすさまじいものがあるだろう。こういう地方経済への貢献の仕方もある。営業職を100人雇うよりはるかに、有効な政策と思える。
住信SBIネット銀行との業務提携では、11月をめどに同行のユーザーに対してマネーフォワードをベースにしたアプリ「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」を提供する。(略)今後は各銀行向けに「マネーフォワード for ○○銀行」というかたちで各銀行ユーザー向けのアプリも提供していく予定だ。
この提携でポイントは、すべての銀行にアプリを提供するモデルができたところだ。これは、大きなコストカットになる。あまり数値に出ないが有効な政策だ。
ネットやアプリに強い、マネーフォワードという東京の企業が、静岡という地方のメーカーを助けるというビジネスを地方銀行とともにおこなう。
これは、注意して追うべき点だ。
中小企業向けの請求書サービスもチェックしておきたい。バブルのかおりがすればすかさずまとめておきたい。
まとめ
今後は、個別の企業分析でより投資価値があるか検討したい。