kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

缶コーヒーのCMで山田孝之と宇宙人は、なぜ、いろいろなコスプレをするのだろうか。清原覚せい剤逮捕の裏側で。

 

衝撃的な画像を見た。

f:id:kanjuseitosyakaitojounetsu:20160223205342j:plain

f:id:kanjuseitosyakaitojounetsu:20160223205342j:plain

清原という元野球選手が覚せい剤に関する容疑で逮捕された。

それから、いろいろテレビのワイドショーで説明はされている。入手経路がどうとか、再犯はどうだとかだ。

それも大切なんだが、やはり、野村元選手のインパクトは、大きい。

今年のベストショットだろう。これこそが、缶コーヒーの主要なお客さんの一つだ。もう一つは、社内のサラリーマンだ。

 

このインパクトはぜひ覚えておくべきだ。

せっかくだから、缶コーヒーとCM、マーケティングについて、基礎的な分析を行おう。

せっかくだから、リアリティで、野村選手にまけた、缶コーヒーのCMを振り返ろう。

 

分析の効果

短期的な効果

缶コーヒーのCMの楽しさがわかる。それぞれ決まった顧客に向けて工夫が取られていることがわかる。

 

長期的な効果

実際の野村元選手の現実性にかなわないCMは、次に何を打ち出すのか。決まり手は、あるのだろうか、しかし、一ついえていることは、テレビCMのタレントは、これからもいろいろな、仕事のコスプレを続けることが理解できる。

 

本文

 缶コーヒーという商品は、消費財だ。自動販売機、コンビニ、スーパーで売られている。そして、缶コーヒーの主な消費者は、20代からだ。まず、男性肉体労働者があげられる。そして、次に主な消費者は、会社内のオフィスワーカーだ。こちらは、男性だけでなく、女性も主な消費者だ。つまり、缶コーヒーを飲む人が、特定の複数の職種にまたがっているという特徴がある。

化粧品は、男性向けと女性向けにはっきり分かれる、そして、外では使わない。缶コーヒーとは、このような特徴を持った商品だ。

そして、そのデータに基づき、広告主と広告代理店は、

その特定の職種に、美味しいよ、というメッセージを届け、すり込みたい、

そのために、CMをつくる。では、どうすれば、様々な職種の人においしいよ、というメッセージが

届くだろうか。単純には、コスプレして届ければいい。

これが、山田孝之、宇宙人方式だ。

 

コカ・コーラから、行きましょう。

 


”職人”山田孝之、「おじさん」呼ばわりも、仕事絶賛の声に笑顔 缶コーヒー『ジョージア』の新TVCM「電気設備技師」篇

山田孝之は、いろいろな仕事につきます、コスプレです。

 

 

次に、宇宙人、サントリーを見ましょう。


サントリー BOSS CM 宇宙人ジョーンズ 総集編 缶コーヒー

宇宙人ジョーンズが、地球を探索するという名目でいろいろな仕事、職種に化ける、まあ、コスプレです。

もう一つは、様々な職種の人がいることは、当然です。

その中で、時間軸、つまり、何時に缶コーヒーを飲むのかという点について強くアピールするCMもあります。つまり、朝、缶コーヒーを飲みましょうというメッセージもあります。

ワンダ・モーニングショットです。アサヒさんです。

 

 


AKB48がお立ち台でノリノリ!ワンダ新CM


【チームA】AKB48 アサヒ ワンダ モーニングショット CM メッセージ篇

AKBは、見たくないです、加藤あいがみたいです。加藤あいが好きです。

キリンさんは、どうでしょうか。


キリン ファイア KIRIN FIRE CM 心に火を 息子へ 篇 江口洋介

 残業しているサラリーマンを励ましたいのでしょうか。

ファイアという商品が励ますこと、応援商品なのでしょうか、コスプレとどちらがいいか聞かれると困りますが。しかし、応援するときは、深夜なのでしょうか、深夜の勝負というと、お客から見て、栄養ドリンクと、どちらを選ぶか悩みますね。

ちなみに、日本では、レッドブルという商品は、朝に一番飲まれるそうです。

朝に、カフェイン取る日本人はどうなんでしょうか。

さて、次は、どのようなCMがきますかね。

僕がつくるなら、どれでも無い軸を提案しますね。あまり、缶コーヒー市場にやる気は、でないです。なぜなら、スターバックスタリーズ、それを持ち歩く、タンブラーもあります、セブンイレブンコーヒーもあります、つまり、あまり成長市場ではないからです、それの象徴が冒頭の写真です。缶コーヒーの栄光の時代は、おそらく終わったのではないかと感じます。さあ、すばらしい画像をもう一度確認しましょう。

 

f:id:kanjuseitosyakaitojounetsu:20160223205342j:plain