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kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

【書籍分析】ブランディングの基本【安原智樹】

タイトルと表紙のデザインがよくて、手に取った本。ブランドではなくて、ブランディングについて説明している。ブランディング実務といったほうが正確だろう。

 

書籍タイトル

ブランディングの基本

分類

ブランド、ブランディング実務の書籍。

 

 

書籍テーマ一言要約

テーマは、ブランディング。企業でのブランディング実務のガイドブック。10年ぶりの二回目のブランディングについて書かれた本。そのため完成度が高い。マーケティング業務が日常業務であるのに対し、ブランディング業務は、プロジェクト業務であるため難しい。その点について強みがある。

実務という目線で一貫して説明している。そのため、用いられる例がわかりやすい。また、消費財、旅館という高級サービス、そのたいろいろと丁寧にブランド、ブランディング実務を説明している。結果、マーケティングに付随するブランディング業務が明確であり、どの業界のブランディングに自分が興味を惹かれるかという点でもおもしろい読み方ができる。コンサルタントとしてのブランディングの難しさも説く。

 

著者

安原智樹。

 

目次

まえがき

第1章 ブランディングに欠かせない要素

第2章 ブランディング実務への準備段階

第3章 ブランディングと顧客ステージ

第4章 価値創造のためのアプローチ方法

第5章 ブランディング・プロジェクト推進の実務ポイント

あとがきに代えて 

 

すばらしい点、強み(概要)

実務ベースで書かれた本のため、深い。ある企業がブランディングコンサルティング会社(著者の企業)に頼むときに適しているタイミングが存在し、そこを逃さないほうがいいといった企業全体に役立つ考えが紹介されている。

ブランディングの弱点であることをコンサルタントの点から2点述べている。数値化の難しさと、統合した業務という問題だ。ブランドは、製品や企業全体部門に関わる。そのため、マーケティングチームだけが働けばいいというわけではなく、全体の問題だ。そこをきっちり説明していることが非常にいい視点。

そこから、社内プレゼンの大切さやブランドストーリーの作りこみによる社内の全体統一のコストを下げる話につながってくれたらさらによかった。著者いわく、多岐にわたるブランディングの社内統一のためのひとつのガイドブックが本書であるということだ。

 

おすすめする読者

マーケティング担当者。起業する人。起業した複数の知人がブランドで勝負できたら楽だとつぶやいていた。

 

その理由

マーケティングという基本業務にたいして、ブランディングは、応用業務であり、効率面という点で、おさらいすることに非常に都合がいい書籍だから。ブランディング業務は、応用業務であり、頻繁に行う業務ではない。そのため、書籍でおさえることは大切。

 

読むべき場所

全体。具体例のあるところ。また、自分の業務に関わるところ。