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kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

【書籍分析】あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか【津田久資】

本の表紙にボストンコンサルティンググループ博報堂と書いてあって手に取った本。割と読みやすかったので読みやすさの分析をおこなった。著者は、東大法学部、灘とブランド名でおなかいっぱいになる感じだった。

 

書籍タイトル

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか?

分類

マーケティング論理思考関連の書籍。

 

書籍テーマ一言要約

テーマは、論理思考とアイディア。

著者は、差別かできていない。論理思考がなぜ大切かはそれなりに書いてある。しかし、その他の多くの論理思考についての著作との差別化がまったくできていない。著者は意図的にさけているかもしれない。それは、著者が述べている。ビジネスでは、敗北を繰り返していた。著者は、頭がいいと思う、理由は自分が勝てなかったことを受け入れているからだ。そのような事実に耐える脳の強さを持っている人は多くない。著者の言葉を借りれば、「バカとは、『自分のバカさ』が見えていない状態」といえるだろう。

著者は、考えるの定義を、新しいフレームワークをつくり、答えを導くことと定義している。(そのため、凡人は書く作業を必要とする。)そのための、実作業は、新たなものごとの定義が必要だが、それはしめさない。作中ではいくつかの新定義を発表しているにもかかわらず。

この書籍の差別化は、中身だ。読んでいてプレゼンがうまい感じがする。そのことを書籍タイトルで差別化してほしかった。ただ、プレゼンがうまいだけといわれれば、それだけなんだけど。もしかしたら、書籍テーマが、論理思考だからプレゼンを売りにしたくはなかったのかもしれないけれども。

 

著者

津田久資。東京大学法学部及びカリフォルニア大学バークレー校経営大学院卒業。博報堂ボストンコンサルティンググループチューリヒ保険で、マーケティング、ブランディングに携わる。

 

目次

はじめに

第1章 思考のフィールドで勝つ

第2章 思考の幅を広げる

第3章 論理的に考える

第4章 発想率を高める

第5章 発想の材料を増やす

第6章 発想の質を高める実践知

第7章 結論思考の情報収集術

終章 あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか?

 

すばらしい点、強み(概要)

 

著者のプレゼンがうまいため、文章としてもわかりやすい。中身は超一流ではない。しかし、読みやすい理由は敏捷の基本を押さえていることだ。最初に、論理思考とアイディアという一貫したテーマを提示しそれに沿って書いている。そのためわかりやすいといえばわかりやすい。ただそれだけといえばそれだけ。厳しいことをいえば、この書籍には、凄みがない。ただ、あっさり読める本というのは貴重なのだ。さらに、失敗という点に着目している点がすばらしい。日本のビジネスは、減点社会だ。失敗をさける、それも比重の高い失敗を避けるという、受験エリート的な視点がおもしろい。プレゼンと失敗、このキーワードにはっとした人は読む価値がある。

 

おすすめする読者

アイディアを出すことを求められている人。アイディアを出していこうとする人。日系、外資系にかかわらず、失敗がいやなサラリーマンの方におすすめ。

 

その理由

失敗をさけるという、強みが書かれている書籍。官僚の本みたいだ。その点が、リアルサラリーマンには響くのだ。読みやすいからおすすめだ。気軽に読める本というのは貴重だ。

 

読むべき場所

全体。さらっとよめるから。二時間あれば十分。魂が入った本ではない。魂が入った本は書ける人は選ばれるものだから。読む人も選ばれるものだ。