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kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

なぜ、コンサルタントは、国家戦略(非営利分野を含む場合)でとんちんかんなのか。人文学教育という課題から浮かび上がる日本の戦略コンサルタントの弱み

社会 ブランド バブル

日本で人文学が軽視され、大学の人文学系の学部の縮小が話題になっている。

それについての記事はこちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

 

今回そのような一連の流れの解説と現場での対応の記事が出た。これらの流れを分析したい。

分析の効果 

短期的な効果 話題となっている人文学の大学教育の流れがわかる

長期的な効果 人文学の教育改革における提言をしたコンサルタントの弱みがわかり、それを通して日本の企業におけるサラリーマンのレベルが推測できる

 

本文

人文学の大学教育の現場は変革を迫られている。

その現場のニュースがいかだ。

diamond.jp

 現場では、文部科学省の意向に反しない形で、学問としても有力な形で、統計学部をつくるという結果になった。大変いいおとしどころだ。文部科学省の依頼は、短期的に稼げるスキルを身につけろいうことだ。文部科学省は理系学問を一押ししている。

それにたいして、現場の学長側は、古典の有用性と人文知の重要性を訴える。そのおとしどころが、統計学部だ。

さらに、学長はさっぱりとしていて、以下のようにはっきり言う。

文科省にけしかけたのは産業競争力会議です。産業競争力が低下した責任をすべて大学教育のせいだとして、文科省高等教育政策に口出ししするようになったのです。文科省有識者会議で、某経営コンサルタントが「旧帝大・慶応大以外の大学の文系学部を職業訓練学校にせよ」などといった提言をするなど、私に言わせれば暴論以外の何物でもありません。「有用性」の尺度で学術・科学の価値を測り、学術・科学を産業の僕あつかいするのは言語道断です。高度成長期にもそうだったし、第2次大戦中にもそうだった。

 この事象を分析しよう。

まず、経営コンサルタントの立場を追及しよう。経営コンサルティングで人文知は役に立つのかという話だ。

現在の最先端の世界での経営コンサルティングの現場では、人文知が重視されるところだ。マッキンゼーは、デザイン会社を買収した。さらに、人文知を活用したコンサルティングファームがある。そちらについての記事はこちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 経営コンサルタントの分析は、単純に甘いと言う印象を受ける。やりなおしのレベル。

つぎに、企業へのコンサルティングと政府へのコンサルティングでの決定的な違いを説明しよう。日本の経営コンサルタントは、(あくまで日本だが、)企業経営コンサルティングで結果を出してきた。 これは、法学の考えで説明できる。企業は、リストラできる。もちろん、組織内に犯罪者はいない。やくざ対策をする法務部であっても、法務部自体がやくざではない。また、経営コンサルティングを依頼できる大企業の人員は、あたまの回転ははやい。

政府のコンサルティングでは、政府の抱える範囲の大きさが違う。まず、日本にはやくざがいる。(このことは、世界で共通の条件だが。)やくざは、日本社会からリストラできない。この事実に向き合う必要がある。また、政府の政策の実行者や供給をうける、市民は、あまり賢くない人も大勢いる。偏差値50以下の人は、日本には、6千万人いる。それらの条件がない。

 

 まとめ

政府へのコンサルタントの弱点は二点あるのではないか。一点目は、取り組んだことのない問題に対する弱み。もう一つは、最新のコンサルティング手法に対しての力のなさ。

それに対してのコンサルタントの強み。それは彼らのブランディング能力の高さだ。顔の面の皮が厚いともいえる。

戦略コンサルティングのバブルはおわりに近いのではないかな。