kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

なぜ、日本社会の冷たさは、国際イベントであるオリンピック問題で目立つのか。オリンピックエンブレムで浮かび上がった、広告デザイン業界と日本社会の他者を尊重しないという現実

この夏から秋にかけて、マスメディア、とくにテレビで取り上げられるニュースとしては、

東京オリンピックのエンブレムの問題がある。

これを分析する。

分析の短期的な効果 テレビ番組の構成がわかる。

長期的な効果 日本社会の特徴がとらえられて、ビジネスにつなげることができる。

 

 

本文

まず、夏から秋までテレビで取り上げられる理由を説明する。

このエンブレムに関しては、取り下げという形で、一応の巻く引きははかられたはずだ。(9/2)

東京新聞:五輪エンブレム撤回決定 動かぬ組織委の責任重く:社会(TOKYO Web)

デザイナー佐野、完全終了 原案のパクリ元が発見される : ガハろぐNewsヽ(・ω・)/ズコー

 

 しかし、テレビの番組は、これを放送し続ける。

それは、エンブレム問題に関するある理由からだ。エンブレムは、圧倒的にわかりやすい。

エンブレムは、デザインであり、絵だ。国民の多くにとって、わかりやすく経験したことがあるものだ。つまり、小学校での図画工作、中学校の美術の授業でまなんだことだ。

圧倒的に番組を作りやすく、視聴率が見込まれる。

これは、新国立競技場問題が、建築の問題であり、建設コストという会計の問題であり、一般国民にとって難しい。さらに、ザハ案のコンペでは、わかりにくい入札となっていた。

会計と国民についてまとめた記事はこちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

これで、テレビでしばらくは、エンブレム問題をとりあげると推測できる。

では、話題を先回りして少し先の部分と、深い部分を考えてみよう。

 

 エンブレムと国立競技場に関して一つの見方がある。それらに共通しているのは、文部科学省の管轄であるということだ。

それに関しての意見はこちら。

文教族が専門知を評価しないで利権を失うの巻 - アンカテ

利権という生き方もひとつの哲学であり世界観である。人というものはしょせん損得や力関係で動くものだ、ということを信じている。おそらく彼らの観測範囲の中では、それは絶対的な真理なのだろう。しかし、なんの分野であれ、エキスパートという人は、その真理より、彼らの専門分野において、多くの人によって体系化された知の方が上に立つと信じている。そこに相性の悪さがあるのではないだろうか。

 

自分の意見としては、

PR会社の需要が増えるのではないか。また、今回の件で分析してきたとおり、日本社会において、このような問題はなくならない。なぜなら、責任をとらない体制はずっと続くからだ。

そのため、問題を表面的に解消するためには、パブリックリレーションの専門家に委託することがコストに見合う効果だ。