kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

なぜ、就職面接の面接担当サラリーマンは人の性質を見抜けると勘違いし、偉そうなのか。就職、転職活動で、面接官は人の性質を見抜けることはない

結論をタイトルに書いた。今回は、その内容を説明しようと思う。

この分析を読むと、

短期的には、転職や就職の面接に対して落ち着いて取り組むことができる。

長期的には、組織における出世の仕組みがわかる。

 

 

導入

面接官と呼ばれる人は、サラリーマンという一般従業員だ。

銀行員なら銀行職員で公務員なら職員だ、学校の先生も職員、職員室とあったことを

思い出す。

面接官なんてものは、正式な職業でもないしただやっているだけ。

面接の場で彼らが面接官として感想を述べるだけだ。もちろん、さるやまのさるとしての感想や、意見だ。

 

本文

diamond.jp

この中の一文が気になった。

今回は、面接における内容面の重要性についてお伝えしてきました。印象と同様に「本気で」あるいは「真剣に」会社に向き合っているかどうかが重要で、きちんとできている人かどうかを面接官は肌感覚で見抜くことができます。

 分析

 面接官があなたの本気を見抜ける?そんなことができるだろうか。となれば、彼は他の人の本気もみぬけるはずだ。すごいな。では、あらゆる企業の本気をみぬけばいいな。社長の話を聴きに行けばいいんだから。彼は株式投資をすればいいよ。働く必要はないな。となる。追求していくとこうなる。

もっと、短く考える。彼の主張のとおり、本気で向き合う人を見抜けるとする。そして採用するとする。本気で働いている人がいる。その会社は、どれだけ成長するだろうか。本気で働いているんだろう。成長率は、どれだけだろう。しかも、この面接官の肌感覚は、一般的に成立すると言っているのだろう。シリコンバレーみたいに成長率の高い企業がわんさかでてきているだろう。

どこの国の話なのだ?教えてほしい。

 

まとめ

就職と転職でおかなわれる面接の本音を述べよう。我々、サラリーマンは、さるやまとはぐるまの論理で生きている。会社の歯車であり、出世レースをおこなう、冷たいさるの集団だ。

面接官は、求職者である、あなたに興味なし。さるとしてしか見てない。 面接官はあなたを評価や分析、効果解析する力はない。面接官が興味あることを話せばいいだけだ。しょせん、人数合わせの採用だ。かといって、面接も時間を使って行うので、結果を出したい。そのため、面接官には、義務がある。それは、ある質問をする義務だ。

 

対策

 

面接官は、ある義務を課される。それは、質問の義務だ。その質問は、以下だ。

「あなたは、周りの人になんていわれますか。」

これと面接官の印象をあわせて採用の点数にする。面接官は、見抜けないし、自分の印象に責任もとれない。そのため、いいわけ、いいのがれのための理由、エクスキューズが必要なのだ。

例としてあげると、やるきがなさそうだが、実力がありそうな求職者がいる。そういう印象だ。

その求職者に対して、例の質問をする。

「あなたは、周りの人になんていわれますか。」

そこで、求職者は、やるきをない点を先に言うか、実力をまわりに評価されているかどちらかを、重点的にアピールすることになる。

それを、面接官はコピーアンドペーストする。

面接官が責任を取らなくて済むシステムだ。

こういう風に対策できることが面接の欠点だ。特に、人事部問担当者の面接では、このテクニックは用いられる。なぜなら、彼ら人事部問担当者は、業務のスキルがないため、求職者のスキルがわからないという決定的な弱みがある。強みは、さるやまのさるとして生きていることだ。

インターン採用したほうがいい。部門に採用の決定権を渡したほうがいいが、タイミングは、日本のサル山社会では、検討していくべきだ。

 

 私が行っていること

私はどんな風に面接をこなしているかというと、なかなかな方法がある。

一般的に言われるビジネスのフレームワークを使って説明するのだ。

業務には、KGIとKPIという考えがある。

まず、KGIとは、Key Goal Indicatorという、重要な目的指標のことだ。

次に、KPIとは、Key Perfomance Indicatorという、重要な効果指標のことだ。

あるゴールを達成するのに、関連する指標をKPIとする。

(KSFもある。KSFとは、Key success Factorといって、重要な成功の要因であり、

ビジネスを分析したときに現れるものだ。最初に取り組むものではなく、あとから

わかるイメージだ。)

ここで、KGIとKPIのことを少し、説明しよう。

コンビニを経営しているとする。コンビニの売上げを上げることが

ゴールだとする。売上げは、平均一人当たりのお客が使うお金×来店人数

という式に分解できる。来店人数は、お店の前を通る人の数に影響を

受ける。ここで、「お店の前を通る人の人数」がKPIだ。

そのため、店舗をどこに出店するか考えるときに、

KPIをきちんと考えることが大切だ。

渋谷のマニアックなレコード屋さんを考えよう。

そのレコード屋さんは、通販をやっていなくて、

お店だけで売っている。(また、観葉植物も売っていて、

ハンバーガ屋でもある。)

 

そのお店の売上げをあげるには、お店を知ってもらわなくてはならないし、

 マニアックなレコードの価値を知ってもらわなくては

集客できない。

一般の人に認知してもらって、その後に興味を抱いてもらって、

来店してもらって、ようやく購入となる。

購入してもらうには、来店してもらわないといけなし、興味を抱いて

もらわないといけない。

もっと具体的にいうと、10000人に知ってもらって、

そのうち300人が興味を抱いて、100人が来店する。

そして、10人が買う。

KGIは、売上げで、それに関係するKPIは、知ってもらう10000人や

興味を抱く300人や、来店する100人だ。

どれを増やしても、売上げである、KGIが増えそうな気がする。

知ってもらう10000人が二倍の20000人になったら、

興味を抱く人も二倍の600人になりそうだ。(あくまで過程だが、

増えるだろう。)

ここでの話題は、面接だった。

聞くべきは、KPIなのだ。そして、そのKPIは、短期のゴールに

影響を与えるKPIを大切にしているのか、長期のゴールに影響を与える

KPIを大切にしているのか、それらを面接で聞けばいいのだ。

たとえば、よくある質問について考えてみよう。

企業の人(面接官ともいう)働く上で、大切にしていることは何ですか。

求職者(候補ともいう)○○です。

以下、分析をしよう。

ここで、短期的なゴールが、給料をあげたいとか、

楽な仕事がいいとか、あるかもしれない。

それに影響を与えるKPIだったら、給料のいい会社で、毎日無難に過ごすことだろう。

楽な仕事がしただったら、チャレンジするような業務をさけることがKPIだろう。

そのようなことをチェックすればいいのである。

次に、大切なことは、長期的なゴールとそれに対するKPIである。

大体のサラリーマンは、短期的なことしか考えていない。

そのため、長期的なことを考えている求職者は

話が合わなくて面接が盛り上がらないことがある。

いまいち 盛り上がらないのは、短期のKPIと長期のKPIがずれるからだ。

面接官側は、短期のゴールや短期のKPIしか考えていない。

つまり、求職者との話題は、働く人との日常を無難に過ごすとか、

上司の気持ちを忖度(そんたく:推測して、さきまわりでいろいろ対処すること)

してくれる人を望む。

一方、長期のゴールや長期のKPIを考えている人は、

業務が終わってから、最新の業務に関連する書籍を読んだり、

統計やプログラミング、会計、英語の勉強をする。

そして、業界外の友人と会う。これが長期的なゴールとそれにつながる

KPIである。このため、面接の場での二人は話が合わないのだ。

これは、KPIが個人の幸せに役立つときのみである。

実は、組織やチームの成績をあげるというゴールやKPIも存在する。

日本のサラリーマンは、組織やチームの成績

をあげるという視点がないため、こちらの話も盛り上がらない。

(創業社長は、組織やチームの成績=社長個人の成績なので、

理解力がある。)

まとめると、

KGIとKGIに影響を与えるKPIという

考えで面接の話をしよう。そして、短期的なゴールと

長期的なゴール。個人のためのゴールと、チームのためのゴールについて

話をすればいい。

つまり四つのボックスに分かれる。個人かチーム×短期or長期である。

一つ目は、個人×短期。二つ目は、個人×長期。三つ目は、チーム×短期。

四つ目は、チーム×長期。

これらで、目標やそれのためにやっていること(KPI)を話せば

面接の場は盛り上がる。