読むとわかる効果と向いている人
「この記事を読むと、就職先の選び方に二つの論理があることがわかります。どや顔で分析できます」
「新卒学生や学生にアドバイスをする方に読んでほしいです。」
本文
ちきりんが、時代の変化と、最初で働く場所という、おどしに近い分析の記事を書いていた。
人事が専門らしいからわりと時代の変化をとらえていると思う。しかし、決定的な点がかけているため、この記事を書いた。
まず、軽いおどしをかける。
・会社や部署や上司から与えられた仕事をきちんとこなすのが自分の仕事であり、(略)
・リスクのある新規プロジェクトに携わった経験も無い。(=先輩が過去に担当していた仕事を自分もやっている)
(略)
・今いる会社や部署を辞めて自分で稼げるかと問われると、ちょっとひるむ
次に、数少ない例をあげる。
・自分が言い出したプロジェクトや仕事で、失敗したり成功したりの経験を積んでおり、(略)
・今の会社を辞めても、なにかしら食べていけると確信してる。
こんな人いるし、ただしそんな人は、最初の職場とか関係ないし、ちきりんにアドバイス求めないでしょ。というか、人にアドバイスをもとめないですよ、統計的に。
ちきりんさんは、統計などの分析の専門家ではない。ちきりんがアドバイスしても多くの人は変わらないし、どうでもいい。
では、なぜ多くの人が変わらないで大企業を選択するのかという分析を試みて、説明しよう。
自分の分析
今回の議論の論点は、選択をする側の一般人の立場だ。社会ではない。
ある条件を入れる。
「僕らは、さるやまのさるだ。さるやまの頂上をめざし、他人をけおとすことに戸惑いはない。冷たい心を持っているのだ。そのようなさるやまのさるは、多くいる。そして、ほかのさると比べて特徴はない。しかし、さるやまのさるは、ひとりひとりは、弱いため群れでいたいという本能があるのだ。この、受けとめたくない、見たくない現実を条件として取り入れるだけで説明できる。」
ぼくらさるやまのさるには、ブランドがないのだ。そして、群れになりたいのだ。大企業はブランドがあり、大きな組織で、本能として安心するのだ。ちきりんさんが、提唱する、
1.リーダーシップ
2.生産性の概念
3.マーケット感覚
4.自分のアタマで考えるスキル
が身につく職場は、本能の前にまける。さるやまのさるは、周りの人(さる)にアピールして日常生活を送る。ブランドと大企業の大きさは、さるやまのさるを安心させるのだ。
結論
ベンチャーを職場で選んでいいのは、一般的に、ブランド力のあり人間だけ。さるやまのさるの僕らには、ブランド力はない。例で言うと、数十年続くマスコミサークルのリーダーとかブランド力のあるひとがベンチャーにいって、子会社の社長になって、長期投資としてのブランドや戦略をやることがいい。
ちきりんに一言いうなら
アドバイスは、そのような人にしたら、そのさるやまのさると、ブランドの力のあるさる、感情あふれる人間の間にある存在にアプローチしたら、社会に資する人材が増えると思う。
ちきりんは、独立するのがすこし遅くて切れ味がないとおもった。基本的にすきなんだけどね。