kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

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ワイドナショーで長渕剛が説明した、戦争と文化と感受性の論理。

長渕剛がワイドなショーに出演した。

そこでの記事は、下の記事。この中では、ふれていない重大な分析があるため書いてみたいと思う。それは、彼の確信の大きさだ。

 

news.livedoor.com

 

この中で長渕剛は確信をもっていた。彼は、政治のプロではないし、学があるわけではない。その確信を分析しよう。

彼の確信は、戦争に反対する論理だ。彼は、中身を具体的につめる。戦争に行くとはどういうことか。若者が戦争に行き、使い捨てられる。それを知覧という具体的な観光地というブランドをもってしめす。

その若者に対し、何も感じないのかとい問う。他者への共感という表現者やアーティストとしての最大の強みを発揮する。(これは、法にも共感という概念がある。日本人には、馴染みがない。)

これだけで十分とおもいきや、かれは、もう一つの強力な論理をしめす。我々が、さるやまのさるということだ。闘争本能を説明した。これが、戦争の理由だ。(彼は、少し勉強している。歴史上戦争が途切れた時代はないことをしっている。)

彼は、ビッグアーティストだ。大衆にばか売れしてきた。大衆心理をとらえている。大衆心理として闘争本能について確信を持っている。

かれは、共感の論理を明確に示した。さらに、イメージとしてブランドを使った。そして、歴史を抑え、さるやまのさるという闘争本能を説明した。

これは、アーティストの仕事だ。

アーティストとしての立派な仕事だと思う。ちなみに長渕剛のCDは一枚も持っていない。

 

僕が、番組のコピーを書くなら、こうなる。

国民主権とか難しいことをわからない人の意見を明確に表した表現者としての、強力な代弁能力。さらに解決策としての提示。さらに、戦争の原因ともなり、現在も、会社の中で生きている、心の中の、サル山のさるである闘争本能までも説明した珠玉の一番組。

 

以下、ただの感想

 

本来は、この解説は、社会学者の仕事なんだけど、古市さんしっかりしてよ。若手だからこのレベルかもしれない。専門が社会学の統計とかなのかな。

憲法学者が反対する裏にも、この考えがある。感受性や共感の論だ。日本の法律は、様々なものが、ベースになっている。その中でも憲法は個人の尊重と個人への共感を大切にしている。戦争から生まれた反省への流れは、共感がある。ただの論理の話ではない。民法は、過去の事例集という観点もある。

 

この解説や分析を番組でしてくれるなら、HERO番組宣伝してもいいかなと思った。解説なくても流してくれるだけで解説や分析できる人は多くいるから十分だけれども。

 

参考過去記事

報道ステーションは、直球派です。

 

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

 

 

そのほか、フジテレビ。

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

 文学賞関連。

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

 長渕剛も確信。憲法学者も確信。

 

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