kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

ソニーのアニュアルレポートを就職、転職の目線から読む実例

就職のOB訪問と同様に、アニュアルレポートを読むことが会社をとらえることに重要であり、その重要性が増えていることを以下の記事で述べた。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

ここでは、ソニーのIR資料の分析の一例を示したいと思う。

www.sony.co.jp

 

 

 

分析(ストーリー仕立ての説明) 

 

1、最新の中期経営計画及びIR資料を確認するためのpdfをよめるか買う人する。

 

2、中期経営方針で、成長牽引領域は、映画、音楽。安定収益領域は、ビデオ&サウンド事業であることを確認する。

参考資料

2015年2月18日 経営方針説明会

 

3、次に、2に関連するIR資料を確認する。ホームエンターテイメントアンドサウンド分野を確認する。ビデオサウンド事業、高付加価値(ハイレゾモデル)の商品力強化、オーディオ成長領域の売り上げ拡大の傾向が見られる。

参考資料

2015年5月27日 Sony IR Day 2015 - エレクトロニクス

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/irday2015electronics/HEandS_J.pdf

 

4、2と3からいえること。

安定収益である、ビデオ&サウンド事業では、高付加価値であるハイレゾのニーズが認められた。成長牽引領域である、映画、音楽でもハイレゾのニーズが見込める。これが、当面の戦略だ。

 

簡単にいうと

現在、ハイスペックのテレビやオーディオが売れています。それに対応するソフトを増やせば、ソフトの売り上げも上がります。ソフトの利益率は高いから売りたいです、となる。

 

戦術レベルの分析

このビジネス戦略によって、ハイレゾモデルがさらに販売されることにつながると考える。

ハードが高い売り上げをあげている。ソフトが必要という分析がある。

ソフトである、音楽や映画は、ソニーにとって大切であり、ソフトがハイレゾ化すればさらに市場が広がることが推測される。

この二つの領域を理解している人材が求められている。

そんなことができる人材いるの?

では、中途採用しましょう。

 

5、採用サイト確認。

事業開発・サービス事業提携の推進 | ソニー株式会社

 

 参考資料

 

BCG戦略コンセプト

BCG戦略コンセプト

 

 

 

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証券アナリスト 1次対策総まとめテキスト 財務分析 2015年試験対策

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