kanjuseitosyakaitojounetsu’s diary

コミュニケーション(意思疎通)、マーケティング、広告、メディアのブログです。経営分析、投資分析、ビジネススキルの目線もあります。これらの観点から様々な事柄を分析します。

三菱商事が1,500億円投資して、ローソンを買収する理由は、pontaというデータマーケティングの強みがあるから。

マーケティングの観点からニュースを分析しよう。

三菱商事がローソンを買収した。

1500億円の投資だ。莫大な投資といっていい。日本国内を中心としているローソン事業に未来はあるのか。

日本国内の需要は減る一方だ、なぜなら人口が減るのだ。

それにも関わらず、ローソンの買収を決めた。

 

伝えたいこと

三菱商事ビッグデータマーケティングをすすめている。ビッグデータマーケティングが現実のビジネスに影響を与えている。

 

本文

三菱商事がローソンの買収を決めた。ローソンは三菱商事の子会社となる。

www.asahi.com

内容を引用する。

三菱商事は、コンビニ大手ローソンを子会社化する方針を固めた。株式公開買い付けTOB)により、出資比率を現在の33・4%から50・1%に引き上げる。買収額は約1500億円規模となる見通しで、近く発表する。コンビニ業界は再編が進んでおり、ローソンへの経営関与を強めて上位2社に対抗する。

 三菱商事は現在、ローソン筆頭株主ローソンは子会社化を通じて商品調達力を高めるほか、三菱商事の持つネットワークを生かし、成長が見込めるアジアなど海外展開を加速させる考えだ。

記事では海外戦略が買収の要因と説明しているが、不十分だ。海外戦略なら現在の体制でも充分だからだ。ローソンが抱える顧客のビッグデータを独占的に利用するためには、子会社化が必要だからだ。

 

ローソンは、ponta会員という強みがある。そのデータマーケティングが結果を生んでいる。そのpontaのデータを有効に生かしているのがコンビニである。コンビニがビッグデータマーケティングの中心だ。そのため、投資を決めたのだ。

ローソンのビッグデータマーケティングの解説記事はこちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

セブンイレブンビッグデータビジネスに力を注いでいることを分析した記事は、

こちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

業務の「標準化」をすすめることは、組織と個人にとって役に立つ

経営、ビジネススキルについての記事を書く。

 

仕事、業務を一通りすすめることができた、現場業務でのOJTを一通り経験した若手サラリーマン向けに記事を書く。

 

業務の標準化をすすめると大きな効果がある。

標準化とは、人に教えられるレベルのマニュアルに沿った業務手順を作成することだ。

これは、大きな役に立つ点がある、それは、個人と組織全体にとってだ。

 

伝えたいこと

業務の標準化をすすめることが大切だ。それは役に立つ。その方法は業務のtodoリストをチェックリストの形にして、時間を管理すればいい。

 

本文

トヨタには、標準という考え方があるらしい。

あきらかに、工場での経営の考えである標準原価計算と関連している。

標準的な作業を規定し、その作業から作業時間を割り出し、原価管理や労働時間管理に役立てる。

その標準という考えがどれほど役に立つかということを説明したのが、以下の記事だ。

 

toyokeizai.net

一部引用する。

 

「誰がやっても同じものができる」が標準

誰が作業しても正しい強さでボルトを締めることができます。このように、「誰がやっても同じものができる」のが標準なのです。

こう話すと、それはマニュアルでは?と言う方がおられますが、標準とマニュアルは違います。一度設定したら現場での変更を認められない「マニュアル」と異なり、もっとよいやり方が見つかったらどんどん改善していくのが「標準」です。

製造現場でなくてもこの「標準」を作ることはできます。たとえば営業職であれば、配属直後から1人で営業をさせた場合、一人前になるまでに相当な時間がかかります。

 また、ベテランになっても一匹狼的な仕事スタイルであれば、他のメンバーの知見が共有されず、成長にも限界が生まれてきます。一方で、一人前になるための教育プログラムがあり、さらには顧客のタイプ別や商品別に有効なアプローチ方法が確立されていたとしたら、組織としては早期に成果を上げることができます。これも、過去の知見を豊富に織り込んだ一種の標準と言えます。これらは、チームとして成果を最大化することに役立ちます。

 

どのように役に立つのか具体的に説明する。

まず、標準化により、スケジュールが決まる。自分にとってどれだけの時間で業務が終わるかが見える可される。そのため、追加の業務にチャレンジすることができる。次に、人に教える立場になったときに明確に業務を引き継ぐことができる。これでデキル先輩としての地位が確立できる。

組織全体にとって有効だ。引継ぎコストが低いと業務を覚えるスピードが速い。

そのため、組織の基礎力が向上する。

 

具体的対策

 では、具体的には、どうやって標準をみにつければいいのだろうか。

具体的には、まず、業務のtodoリストとチェックリストを準備する。

業務のtodoリストをしっかり作って、それをチェックリスト化する。そして、それぞれのチェックリストにおける一つ一つの項目に作業方法、作業時間を書いていくだけである。人間が行えることはそれほどレベルが高いことではないため、この作業で十分だ。

一番大切なことは、作業を忘れるということと、体験してみなければなかなか身につかないということである。

 

 

 

 

 

新社会人に告ぐ。パソコンでメモをとるな、ノートを使え。パソコンでメモ取る新人は、すべて使えないという結果が出た。パソコンではずがかけないからだ。

ビジネススキルとコミュニケーションについての記事を書く。

僕の働く会社にも新人がやってきた、それは4月のことだ。そして、新人は、研修をうける、そして、4月の終わりに配属されてきた。

そこから、新人は、部署の研修をうける。部署の研修は5月いっぱいおこなわれた。

6月からは、OJTとして、実際の業務をとおして、つまり、先輩の手先として、

下請けとして業務をおこない、仕事を覚えていく。

現在は、8月の下旬だ。新人を見てきて、そろそろ結果が出たので、分析しよう。

 

伝えたいこと

業務におけるメモは、ノートを使え。ノートには、図を書くことができるからだ。パソコンでは、短時間に図を描くことは、不可能だ。

 

 

本文

新人について記事を書こう。よくある新人として、仮の存在として、A君と呼ぼう。A君は、一年海外留学し、学生時代はビジネスコンテストをやりつつ、体育会系サークルに所属していた。(TOEICは、900を超えている。)そして、理系の大学院を修了している。(東大や京大、早稲田慶応その他旧帝大をイメージしてください。)くそな人事が好きそうなスペックだ。

 

結論から言おう、その新人は、まったく使えない。中途半端な成功体験はいらない。結論を説明しよう、成功体験がうまくいくなら、そのままプロになればいい。それで飯を食えばいい、学生時代に打ち込んだことは、必要ない、打ち込んでプロになれないなら、それに打ち込む必要はない。サラリーマンになるという人生を選んだ時点で、学生時代に打ち込んだことは、趣味という気晴らしと同じ効果となる。

 

打ち込むなら、哲学書を読み書き写す、経済学の書籍を読み書き写す、歴史学の書籍を読み書き写す。以下同様。

この作業以外は、業務に貢献する、汎用性のある学生時代に打ち込んだことはない。

業務は、学生時代のこととは関係ない、これが真実だ。さて、大学院を修了した新人は、鼻高々と業務にむかうが、一向に業務が終わらない、先輩の求めるレベルに達しない。その理由は何か、金を稼いだ経験がないからだ、そして、金を稼げることに求められるコミュニケーションが理解できていないからだ。

それも下請けで金を稼いだ経験がない。

少しはなしがずれるが、下請けビジネスの肝は、QCDだ。クオリティ、コスト、デリバリーだ。

品質、費用、納期だ。よく巷でいわれる、完璧よりも6割の成果物という言論がある。これは、ただの下請けの業務として説明がつく。

 

新人に求めれらるコミュニケーションは、さるやまのさるとしての、上に媚、したにいばる、これがひとつだ。もうひとつは、下請け業者としてのコミュニケーションだ。大学や大学院を卒業すると、22か26の間だ。その年では、コミュニケーションを学ぶことは難しい。多くの日本人は、さるやまのサルとしてのコミュニケーションしかとれない。社会人の一年目は、下っ端だ。下っ端では、OJTとして、下請けの業務をする。下請け業務のコミュニケーションがとれないため、新人全員は当初から使えないのが通例だ。そのなかで、新人は少しずつ差がつく。それは、下請けコミュニケーションを理解し、身についた人間が業務をこなせるようになるのだ。

そして、そのときに大切なことは、パソコンを使いこなすことではない。下請けは、発注先の意見や趣旨を理解することが大切だ、一字一句逃すべきではない、そして、そのためには、文書よりも、図で書いたほうがはるかにはやい。ボールペンでノートに図を書くとしよう、X軸、Y軸と双曲線を描くとしよう、それをパソコンでノートに書くスピードで再現できるのか。(再現できるやつは、起業したほうがいい、サラリーマンになるには、もったいない人材だ。)

つまり、ノートでメモをとることは、下請けコミュニケーションでもっとも大切な、相手の理解を最優先していることを意味している。これは、コミュニケーションの問題だ。人事の好きなスペックの高そうな(そして、まったく役に立たない)成功体験のある新人は、無意識かもしれないが、仕事をなめている。それは当然だ、彼らの人生は、同世代の人間との勝負であり、そこで勝ってきた経験しかないからだ。(ガチの研究者を目指していた人間は、別だ。彼らは、年代を超えて勝負をしてきたからだ。)

 

どうしても結果の出ない新人には、一言だけアドバイスした、それはノートを使えということだ、そのタイミングは、僕の元で、OJTしたときに、図をたくさん描く課題を与えて、さんざんミスをしたときだ。

コミュニケーションは、新人の成長でも大きな役割を果たしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中には、バッターボックスにたつイチローとそうでない人がいる、その違いは、意思疎通というコミュニケーションである

バッターボックスにたつイチロー、という表現がある。

イチローは、3割ちょっとの生涯打率だ。つまり、大部分は失敗する、それでもイチローは圧倒的実績がある。圧倒的実績、実力がつく前に勝負(仕事、起業)しろという言説がある。

個人的には、まったく議論にならない説得であるが、世の中では一定の支持があるとおもわれる、なぜなら、前向きな感じがするからだ。まったく議論にならないと断言できる理由は、世の中の現実との整合性が著しくとれていないからだ。実力不足の状態でバッターボックスにたつことの有効性が説明されている、しかし、その有効性はほとんどの人に取り入れられていないのだ。そのため、現実にはまったく当てはまっていない。その理由を説明しようと思う、簡単に説明すると、バッターボックスにたてるひとは、失敗の確立や、挑戦していることをまわりに適切に説明することができて、失敗からくるダメージを激減させているのだ。そのスキルをまったく説明していない。バッターボックスに立つべき論者は、バッティングに長けている、私は、コーチのように論理構造を説明することに長けている。ただ、役割の違いだ。私は、意思疎通やコミュニケーションといった業務についている。ただ、専門家として働いているだけだ。

 

 

伝えたいこと

読者に伝えたいこと 挑戦したいこと、少し自分の実力にたりない状態で挑戦するときに一番大切な前提条件は、意思疎通やコミュニケーションだ、バッターボックスに立つことではない。その構造を理解してどんどん挑戦してほしい。

過去の自分に伝えたいこと 挑戦するときには、コミュニケーション、意思疎通が大切ということを肝に銘じてほしい、また、日本社会は足を引っ張る社会のため、外国よりもコミュニケーション、意思の疎通が大切である。

 

本文

実力が足りない状態で、何かに挑戦(起業、ナンパ)することをバッターボックスにたつと表現するようだ。そして、同時に例に出されるのは、イチロー、メジャーリーグ3000本安打を達成したその人だ。イチローは、実力がある、実力がつく前にバッターボックスにたつことが奨励されている。

はじまりは、この記事である。

hanaken.hatenablog.com

 

この記事の中では、以下のように主張される。

今回言いたいことはシンプルだ。この言葉に集約できる。

イチローになってから打席に立とうとする人が多すぎる」

これ。マジでこれ。

このエントリーでも言及したけど、理系の院生が起業しない。本当に。

 (略)

もちろん準備は重要だが、打席に立つチャンスがあるのに立たない理由はない。

どんなに頭が良くてどんなに情報をインプットしても、やってみなきゃわからない。(略)

技術力が足りない、創業メンバーがいない、メンターがいない、競合がいる、全部バッターボックスの外から言っててもかっこ悪いだけだ。ダサすぎる。

バッターボックスに立つチャンスがあるなら立てばいい。ストライクが来なくても死なないし、空振りしても死なない。

 死なないと主張しているけれど、間違いだ。死ぬと軽々しく述べる人はあなたが死んでも気にしない人か、よく考えていない人だ。あなたの人生に責任をもってくれる人か、論理的に十分整合性のある言葉に従おう。

まず、失敗すると、人は傷をおいます。そして、失敗者の烙印をまわりのひとから、押されます。これは、レッテルやブランドという考えで説明できます。つまり、個人一人では、ダメージを直接おわないかもしれません。しかし、周りのひとからのレッテルは厳しいです。そして、日本は世界と比較して当然周りの目を気にし、そして互いに足を引っ張り合う民族です。他者からのレッテル張り、これに対処しないといけません。

これと同じ論理が別のブログでも展開されます。

 

 

www.satouwataru.com

 

上のブログでも、同様の論理が展開されます。

攻めれば攻めるほど、当然ながら断られることの方が圧倒的に多いわけです。

ぼくなんかは、目も当てられないくらい恥ずかしい玉砕をたくさんしていますww

 (略)

仕事もそう。数多く苦渋を舐めている人が多いでしょう、でも断られること・玉砕することを恐れずに、攻め続けたからこそ、成功している事業が築けているわけです。その1回の成功は、すべての失敗をリセットしてくれるほど大きなものです。

(略)

ビジネスも恋愛も、1勝10敗だっていいんです。その1勝がすべての負けを洗い流してくれることを「できる男」は知っています。それを知らずに0勝0敗で過ごすのはモテない君の発想なのです。

 こちらのブログの主張も同じです。ダメージ、傷は個人の観点からしか語られません。大切なことは、まわりから、(サル山のサルである周りの人から)馬鹿にされないことです。そして、他者からの評価は、ブランドのようなものです。両者に共通することは、彼ら他者からの評価にたいしてコントロールしたり、対処できているのにもかかわらず、触れていないことです。

彼らの論理が正しければ、どんどん人々は挑戦しているでしょう。そして、挑戦する人は増え続けるでしょう、なぜなら、イチローはデビューして20年以上、メジャーに行って15年です、十分な時間です。

 この構造を説明するには、条件が必要です。つまり、十分な実力がないにもかかわらず、バッターボックスにたてるひとは、周りとの意思疎通やコミュニケーションに優れているということです。

具体的にいうと、挑戦する前に(起業、ナンパ)の前に、周りへ説明して理解してもらうことができている、ブランドをつくっている、以上のことができています。

もっと具体的にいうと、起業するとします。起業の成功可能性がどれくらいで、失敗したときのリカバリーをきちんと説明しておくことです。起業で失敗しても成長した、人脈がえられた、そのようなことを回りにすりこんでおくことが有効です。

バッターボックスに立つ前にやるべきことは、意思疎通とコミュニケーションです。

日本社会は、失敗にあまりに冷たい社会です、そのために、挑戦の前に意思疎通とコミュニケーションに力を使うことが大切です。これが、社会構造を説明している言論と考えています。

 

ついで

ちなみに、以下のブログでは、論理全体をとおしてメッセージがあまりわからなかったのだが、とりあえず、最後に以下のように書いてある。無理やりのまとめだ。社会構造を理解していない人のアドバイスを受け取るときは、金を出してくれるかどうか、が重要だ。

なぜ人がイチローになってから打席に立とうとするのか、『シン・ゴジラ』で説明するよ。:弱いなら弱いままで。: 海燕のチャンネル(海燕) - ニコニコチャンネル:エンタメ

だから、まずはバッターボックスに立とう。三振するにせよ、見事ヒットを打つにせよ、話はそれからだ。

 責任を背負って行動する者だけが現実を変えることができる。それは、まさにあなた自身のことなのかもしれないのだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三菱商事とローソンとビッグデータの関係。資源ビジネスの赤字は問題ではない。

保存版記事を紹介したい。

三菱商事は、資源ビジネスだけではないという話だ。

 

分析の結果

短期的な結果

三菱商事の株は下落しているが、減損の結果なので、現金が出て行っているわけではない。資源以外のビッグデータビジネスを行っているため問題は無い。

長期的な結果

会計の知識があれば、分析できる。そして、ビッグデータという時代の変化をとらえておくことが大切だ。

 

 

本文

三菱商事が赤字決算となった。

toyokeizai.net

資源ビジネスについて注目しているが、それだけでは足りない。

別の記事でも、資源ビジネスに注目している。

 

zuuonline.com

 

一方、三菱商事は連結最終損益が従来黒字予想から一転して1500億円の赤字(前期は4005億円の黒字)になると発表した。

どちらもチリの銅事業の減損が大きく響き、次いで豪州のLNG事業の減損が影響した。両国とも中国経済減速の影響を大きく受けた形だ。

実際、三菱商事の株価はどうなっているのか。

 

f:id:kanjuseitosyakaitojounetsu:20160410231032j:plain

 一ヶ月で、300円の下落だ。10パーセント以上下落している。

これは、資源ビジネスにのみ注目しているからこのような株価になるのだろう。

 

私の見解は、異なる。三菱商事の強みは、データビジネスだ。その強みは、過去の記事で述べている。三菱商事がローソンと関係を強めていることからわかる。

business.nikkeibp.co.jp

 

三菱商事グループ全体をもっと巻き込んで、グループの総力戦にもっていく。そうしないと勝てない」

 3月28日に開かれた会見で、玉塚社長は新体制の狙いをこのように説明した。筆頭株主であり、ローソンの株式を約32%保有する三菱商事。同社との連携を深め、グループ総力戦で戦うために、三菱商事出身の竹増副社長を、社長に据えるという。

 筆頭株主との連携を深めるように考えた背景について、玉塚社長は「最近のファミリーマートの動きなどを見ていて、三菱商事グループのリソースをもっと積極的に活用する必要があるという思いを強くした」と打ち明けた。

三菱商事グループのリソースとは何か。それは、pontaカードのビッグデータだ。

それを生かしてビジネスをすすめていく。

これが、三菱商事の戦略だ。国内の厳しい小売業界は成長の余地は、感じられない、さらに日本の人口は、減る、これが通常の分析だろう。しかし、三菱商事は、データビジネスで確かな手ごたえを感じていて、投資を決めた。

三菱商事のデータビジネスについての過去記事は、こちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

セブンイレブンについての記事は、こちら。もちろん、ビッグデータビジネス狙いだ。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 

 

ショーン・マクアードル川上氏(47)の経歴詐称から、就職活動の人が学べることは、態度や外見という重要性

水曜日といえば、報道ステーションでは、

ショーンの日だ(だった)。

ショーン・マクアードル川上氏(47)の話と日本社会の話をしよう。

 

ショーン・マクアードル川上氏(47)の経歴詐称を分析すると、就職活動、転職活動の面接に役に立ち、さらに日本社会が分析できる。そして、対応策は、サイコパスとの接し方という解までたどり着く、貴重な分析となる。

 

ニュース

ショーン・マクアードル川上氏(47)の経歴詐称が発覚した。

shukan.bunshun.jp

記事を抜粋する。

川上氏の公式ホームページ「SEAN K」の英文プロフィールには長年にわたり、下記の記述があった。

<高校卒業まで日本で教育を受け、大学で米国に戻り、フランスで2年間を過ごした。(中略)テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ第1大学に留学をした>(編集部訳)

 川上氏は「週刊文春」の取材に対して、「学位は取っていない」「パンテオンソルボンヌ(パリ第1大学)には入っていない。オープンキャンパスの中で聴講した」「ハーバード・ビジネス・スクールには、オープンコースの3日くらいのコースに1回行った」などと回答。「ホームページは知らないうちに間違った文章が載っていた」などと釈明した。現在ホームページのプロフィールは削除されている。

 それをうけて、報道ステーション、3/16水曜日の番組では、説明があった。ショーン・マクアードル川上氏は、水曜日のレギュラーだったのだ。

確認しよう。(2分間の動画だ)


ショーンK、報ステ降板。古舘伊知郎が番組冒頭で報告とお詫び。

分析の効果

短期的な効果

就職活動や転職活動における面接においては、ショーン・マクアードル川上氏の手法が大きく役に立つことがわかる。サイコパスという概念を覚えておかなければならない。

長期的な効果

ショーン・マクアードル川上氏は、「コミュ力と外見を重視する日本が生み出した怪物」とも表現される。

日本社会は、失敗には、不寛容だが、ウソには寛容である。この結果、中身のない事象が僕らを含む大衆の中で支持される、これは、大変危険なことだ。そして、堂々とうそをつけて、何も悪く思わない、そのようなサイコパスのような人が出世することがある。このサイコパスと演技、うそという考えは、日本で生きていく以上覚えておくべきだ。そのことが分析の結果、導かれる。15年も主要メディアに登場し続けた、ショーン・マクアードル川上氏(47)の事件は、日本の社会を象徴している。

 

 本文

ショーン・マクアードル川上といえば、報道ステーション水曜日での
古館さんとの低い声でやりとりしていた素敵なおじさんだ。
低い声で、マダムキラーだ。

今回の彼の経歴詐称をまとめよう。

netgeek.biz

引用すると、

1.テンプル大学卒→日本の高卒

2.ハーバード大学院(MBA)卒→オープン授業を3日受けただけ

(略)

5.米国人親から生まれたハーフ→純粋な日本人

6.ショーン・マクアドル川上→川上伸一郎 

となっている。イケメン外見、ハーフ、海外の一流大学院、エリートのにおいをさせている。人々にウケるポイントをついている。そして、落ち着き払ったかれの発言方法、渋い声。

彼のような、態度は、就職活動や転職活動の面接の場面で役に立つ。資格よりも結果につながる。(彼を見ればわかるが、英語は、資格として面接に非常に役に立つ。ブランド力が絶大だからだ。)

彼の落ち着き払った、発言を確認しよう、かれの動作は、日本国民1500万人が、毎週水曜日に見てたのだ。(2分間の動画だ)


学歴詐称疑惑ショーンK、そのコメント力は????

 

かつての記憶 

かつての面接を思い出した。

ショーン・マクアードル川上氏(47)の物真似をして、

面接を突破した話をしよう。

私は、面接で苦しい質問があれば、彼の物真似をする。

そう、あれは、冬の面接だった。

3人の面接官、僕が一人の面接だった。

中盤に、苦しい質問が来た。私は、ショーンのように、低い声で、返す。
低い声で、「確かに、そのとおりですね、その点は、考慮すべきです。」


もちろん、くるしい質問をうけたら、相手にも苦しい質問をすべきだ。
定番の質問が来る。「何か質問はありますか。」


それに応えて、相手に苦しい質問をする。
「分析の業務は、業務でむずかしいことはありますか。」

面接官もショーン・マクアードルの物真似をする。
その面接官は、50歳前後の黒い面接官は返す。
「私は、できないが、横の彼らはできますよ。

私は、できないな。彼らに任せているんだ。」

言葉の中身は、ない、とりあえず、繰り返すだけだ。


ショーン・マクアードル川上氏の芸のファンである我々は、

面接で物真似をしただけだった。

就職転職についての記事は、こちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

資格についての記事は、こちら。

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

 面接で役に立つブランド力としての英語についての記事は、こちら。

 

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

サイコパスについての記事は、こちら。

kanjuseitosyakaitojounetsu.hatenablog.com

缶コーヒーのCMで山田孝之と宇宙人は、なぜ、いろいろなコスプレをするのだろうか。清原覚せい剤逮捕の裏側で。

 

衝撃的な画像を見た。

f:id:kanjuseitosyakaitojounetsu:20160223205342j:plain

f:id:kanjuseitosyakaitojounetsu:20160223205342j:plain

清原という元野球選手が覚せい剤に関する容疑で逮捕された。

それから、いろいろテレビのワイドショーで説明はされている。入手経路がどうとか、再犯はどうだとかだ。

それも大切なんだが、やはり、野村元選手のインパクトは、大きい。

今年のベストショットだろう。これこそが、缶コーヒーの主要なお客さんの一つだ。もう一つは、社内のサラリーマンだ。

 

このインパクトはぜひ覚えておくべきだ。

せっかくだから、缶コーヒーとCM、マーケティングについて、基礎的な分析を行おう。

せっかくだから、リアリティで、野村選手にまけた、缶コーヒーのCMを振り返ろう。

 

分析の効果

短期的な効果

缶コーヒーのCMの楽しさがわかる。それぞれ決まった顧客に向けて工夫が取られていることがわかる。

 

長期的な効果

実際の野村元選手の現実性にかなわないCMは、次に何を打ち出すのか。決まり手は、あるのだろうか、しかし、一ついえていることは、テレビCMのタレントは、これからもいろいろな、仕事のコスプレを続けることが理解できる。

 

本文

 缶コーヒーという商品は、消費財だ。自動販売機、コンビニ、スーパーで売られている。そして、缶コーヒーの主な消費者は、20代からだ。まず、男性肉体労働者があげられる。そして、次に主な消費者は、会社内のオフィスワーカーだ。こちらは、男性だけでなく、女性も主な消費者だ。つまり、缶コーヒーを飲む人が、特定の複数の職種にまたがっているという特徴がある。

化粧品は、男性向けと女性向けにはっきり分かれる、そして、外では使わない。缶コーヒーとは、このような特徴を持った商品だ。

そして、そのデータに基づき、広告主と広告代理店は、

その特定の職種に、美味しいよ、というメッセージを届け、すり込みたい、

そのために、CMをつくる。では、どうすれば、様々な職種の人においしいよ、というメッセージが

届くだろうか。単純には、コスプレして届ければいい。

これが、山田孝之、宇宙人方式だ。

 

コカ・コーラから、行きましょう。

 


”職人”山田孝之、「おじさん」呼ばわりも、仕事絶賛の声に笑顔 缶コーヒー『ジョージア』の新TVCM「電気設備技師」篇

山田孝之は、いろいろな仕事につきます、コスプレです。

 

 

次に、宇宙人、サントリーを見ましょう。


サントリー BOSS CM 宇宙人ジョーンズ 総集編 缶コーヒー

宇宙人ジョーンズが、地球を探索するという名目でいろいろな仕事、職種に化ける、まあ、コスプレです。

もう一つは、様々な職種の人がいることは、当然です。

その中で、時間軸、つまり、何時に缶コーヒーを飲むのかという点について強くアピールするCMもあります。つまり、朝、缶コーヒーを飲みましょうというメッセージもあります。

ワンダ・モーニングショットです。アサヒさんです。

 

 


AKB48がお立ち台でノリノリ!ワンダ新CM


【チームA】AKB48 アサヒ ワンダ モーニングショット CM メッセージ篇

AKBは、見たくないです、加藤あいがみたいです。加藤あいが好きです。

キリンさんは、どうでしょうか。


キリン ファイア KIRIN FIRE CM 心に火を 息子へ 篇 江口洋介

 残業しているサラリーマンを励ましたいのでしょうか。

ファイアという商品が励ますこと、応援商品なのでしょうか、コスプレとどちらがいいか聞かれると困りますが。しかし、応援するときは、深夜なのでしょうか、深夜の勝負というと、お客から見て、栄養ドリンクと、どちらを選ぶか悩みますね。

ちなみに、日本では、レッドブルという商品は、朝に一番飲まれるそうです。

朝に、カフェイン取る日本人はどうなんでしょうか。

さて、次は、どのようなCMがきますかね。

僕がつくるなら、どれでも無い軸を提案しますね。あまり、缶コーヒー市場にやる気は、でないです。なぜなら、スターバックスタリーズ、それを持ち歩く、タンブラーもあります、セブンイレブンコーヒーもあります、つまり、あまり成長市場ではないからです、それの象徴が冒頭の写真です。缶コーヒーの栄光の時代は、おそらく終わったのではないかと感じます。さあ、すばらしい画像をもう一度確認しましょう。

 

f:id:kanjuseitosyakaitojounetsu:20160223205342j:plain